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◆歴代 プリウス 完全買い方マニュアル 2004.11.15vol65掲載
TOYOTA PRIUS 2代目プリウス(NHW20型)
ハイブリッド新時代のリーダーとして各国の自動車メーカーが注目!
◆2003年式、スーパーホワイト、0.4万km、参考価格239.0万円、Sツーリングセレクション
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相場情報 2代目プリウスS&Sツーリング(NHW20型)'03年9月〜
高い人気ながら超品薄状況
 2代目のS&Sツーリングセレクションは、G&Gツーリングセレクションとともに、ユーザーからのニーズが高い。
 しかし、デビュー間もないということもあり、市場に出回る数は少ない。店頭に並んだ瞬間、アッという間に売れてしまうこともザラだ。当然価格も、新車価格とそれほど差のないものとなっている。
 人気のボディ色はスーパーホワイトとシルバー。
相場バンド
210〜240万円
 
プリウスSツーリングセレクション(電子制御無段変速)
●全長4445×全幅1725×全高1490mm●ホイールベース2700mm●車両重量127 0kg●ミッション電子制御無段変速●エンジン型式1NZ-FXE●総排気量1496cc●最高出力57kW(77ps)/5000rpm●最大トルク115Nm(11.7kgm)/4200rpm●モーター型式3CM●最高出力50kW(68ps)/ 1200〜1540rpm●最大トルク400Nm (40.8kgm)/0〜4200rpm●10・15モード 35.5km/L●サスペンション前ストラット/後トーションビーム●ブレーキ前油圧回生ブレーキ/後リーディングトレーリング●タイヤサイズ195/55R16●価格242.5 5万円*2004年10月当時
CONCEPT
エコとパワー両立の「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」がキーワード
 1997年に衝撃的なデビューを果たした初代プリウスの先進テクノロジーを、さらに高める形で2003年にデビューしたのが2代目プリウスだ。
 開発のコンセプトは大きく分けて4点ある。
 1.「走りの革新」、 2.「スタイリングとパッケージの革新」、 3.「機能・装備の革新」、 4.「環境性能の革新」だ。
 すでにお気づきかと思うが、2代目プリウスに貫かれている開発思想は、初代をベースとした「革新」なのだ。
 世界最高レベルの35.5km/Lの10・15モード燃費と低エミッションを実現する新世代トヨタハイブリッドシステム「THSⅡ」や世界初のステアリング協調車両安定制御システム「S-VSC」、指先で軽く操作できる「エレクトロシフトマチック(電子制御式シフト)」、縦列駐車などのステアリング操作を補助する世界初の「インテリジェントパーキングアシスト」が、その「革新」の代表的な例として上げられる。
 「プリウス」とは、ラテン語で“先駆け”を意味するが、2代目になり、その名がより相応しいものになったと言えるのではないだろうか。
EXTERIOR & INTERIOR
存在感をアピールするダイナミックなエアロフォルム、そして未来志向のインテリア

 先進のエアロダイナミックフォルムが2代目プリウスのエクステリアのコンセプトだ。
 キャビンを中心としたトライアングルをモチーフに、ロングホイールベースとハイデッキの特徴を活かした、全く斬新なものとなっている。
 またこのフォルムは、フロントからリヤへの空気の流れも配慮され、サイドウインドーの3次曲面化、床下のフラット化等との相乗効果で、Cd値0.26という優れた空力効果を実現している。
 インテリアの特徴は、未来感覚を持ったシンプルでモダンなデザイン。
 電子技術を活かしたインパネは、先進のデザインと視線移動が少なく、安全で人に優しいユニバーサルデザインとの融合が図られている。
 ソフト感を演出するサテン調塗装に、シルバー色のメタル調グラフィックのアクセントも、プリウスのインパネの特徴を際だたせるものだ。
 小径化されたステアリングに各スイッチ類が集約されているのも忘れてはいけない。機能面と合わせて、これも先進インテリアデザインの一助となっている。

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▲環境性能と走る楽しさの両立を追求したハイブリッド1.5Lエンジン   ▲流麗なフォルムは、ハイテクノロジー車のムード満点だ   ▲スリムでなで肩のフロントシート。ドライバーを優しく包み込んでくれる   ▲ユニバーサルデザイン思想で作られたインテリア
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▲オーディオ、エアコン、ナビ操作などのスイッチ類をステアリングに集中   ▲2代目プリウスのスタートはキーではなく、プッシュボタンで行う   ▲大容量のラゲッジスペース。トノカバーは、取り外してアンダーボックスに収納できる    

MECHANISM
ありとあらゆる所に革新の電子制御デバイスを装備。まさにSFの世界
 初代同様に、2代目のプリウスのメカニズムの核はどれもこれも、最新の電子制御技術に裏付けされたものだ。そして、その数は初代を大きく上回る。
 代表が「THSⅡ」だ。初代プリウスで開発されたトヨタハイブリッドシステム「THS」の進化型で、モーター・発電機といった電源系を高電圧化することなどで、システム出力とトルクを大幅に向上させている。
 そのハイパワーをアシストするのが世界初の車両安定システム「S-VSC」だ。車両安定システム「VSC」と「ABS」、4輪油圧制動力を独立かつリニアに制御する電子制御ブレーキ「ECB」、駆動力を制御する「TRC」、電動パワーステアリング「EPS」を統合的に制御するシステムで、これにより発進時、操舵時、制動時などの各走行状況で、ギクシャク感のない操作性を達成している。
 他に、騒音が少なくクリーンなモーターのみの走りが選択できる「EVドライブモード」や、電動パワーステアリングとバックガイドモニター技術を応用して、縦列駐車や車庫入れなどを自動的に行える世界初の「インテリジェントパーキングアシスト」等も装備されている。
PACKAGING & UTILITY
先進フォルムの中にゆとりの居住性と充実したユーティリティを実現
 2代目プリウスのパッケージングは、その空力ボディからは想像できないゆとり溢れるものとなっている。一言で言えば、スタイル・扱いやすさ・居住性の高次元での融合だ。
 全長を従来型より135mm長くすることで生まれた、ミディアムハイクラス同等の余裕の空間は、プリウスに乗り込んだ時に多くの人が驚きを感じる。
 特に後席は、950mmの前後シート間隔(従来比+65mm)やスリムなフロントシートデザイン等により、レッグスペースにゆとりができ、快適なものとなっている。
 前席も負けていない。従来型に比較して全幅を30mm、室内幅を40mm拡大し、フロント位置のいわゆるショルダー幅についても60mm拡げられ、これまたゆとりあるものとなっている。
 全長、全幅の延長で気になる取り回しだが、最小回転半径5.1mと、ほぼ従来同様のものが確保されている。これはフロントとリヤのオーバーハングを短くしたことによるものだ。
 バックドアの採用で、460Lという広いラゲッジルーム(従来比型+70L)が確保されているのも嬉しい。多目的機能スペースとして、その利用価値は大変大きいものがある。