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人気中古車徹底解剖:歴代 ミラ 完全買い方マニュアル
◆歴代 ミラ 完全買い方マニュアル
ダイハツ ミラ(L250S型)
多種彩々のバリエーションで多くのユーザーのニーズに応える
◆2003年式、ブルー、1.3万km、参考価格71.4万円、X5ドア(4AT)
ミラ(L250S型)
2002年12月〜
程度、価格とも満足度高し
ミラの中古車市場は、兄弟分のムーヴに比べると、ちょっと大人しめだが、豊富な車種体系だけに、価格に選択の幅が大きく、予算を組みやすい。また程度良好車も多い。
グレード的には、ラグジュアリー系のLや装備充実のXが人気を得ている。ボディカラーは、ホワイト、シルバー、ブルーが人気。
50〜85万円
ミラX(4AT)
●全長3395×全幅1475×全高1500mm●ホイールベース2390mm●車両重量730kg●ミッション4AT●エンジン型式EF-VE型●総排気量659cc●最高出力43kW(58ps)/7600rpm●最大トルク64Nm(6.5kgm)/4000rpm●10・15モード 20.5km/L●サスペンション前ストラット/後トーションビーム●ブレーキ前ディスク/後リーディングトレーリング●タイヤサイズ155/65R13 73S●価格94.395万円*2005年1月現在
軽自動車と思えぬ高品質と高いユーティリティ性を実現
2002年12月にフルモデルチェンジが施されたミラは、初代から数えて6代目となるモデル。初代からのコンセプトである「広々空間&小粋なスタイル」を受け継ぎつつ、高い経済性と運動性、クラスを超えた高品質と実用性を実現させたものだ。
モデルチェンジ以前よりすでにスズキ・アルトと並び軽自動車のスタンダードとして高い評価を受けていたモデルだったが、この6代目からは大幅なスタイリングの変更も含め、総合的に見直しが行なわれた。
タウンユースとしての使い勝手を考慮し、軽自動車とは思えない広々とした室内は、リッターカークラスに匹敵する。
4枚のドアはいずれも約90度フルオープンが可能で、昇降性や積載性の高さは、さすがに軽自動車の雄ダイハツのスタンダードカーといったところだ。
また今回のモデルより、ベーシックなミラに加えてより高級志向でアクティブな使い方ができるミラ アヴィが登場している。
軽自動車とは思えない高級志向と使いやすさでユーザーを引きつける
6代目のミラはそれまでのモデルとは一線を画したシャープなスタイリングで、ややたくましさを増したデザインとなっている。プレスラインも軽自動車とは思えないほどボリュームのあるもので、細部の作りなどは高級感を漂わせているほどだ。
デザイン的な部分と合わせて、使い勝手や実用性なども細部にわたった気遣いがされており、約90度フルオープンするドアは昇降や荷物の積み下ろしに抜群の使いやすさだし、シート高を前モデルより40mm高くすることで、自然な姿勢を保ちながら昇降できるようになっている。
室内空間はクラストップレベルの広さ。前席はもちろん、後席の足元も広々としたもので、軽自動車に乗っているということを忘れさせるほど。シャシーがムーヴと共用であり、ムーヴの優れた室内空間がここでも活かされているといった感じだ。
インテリアは操作性の向上を第一に、様々な世代で親しみが持てるように設計。高級感のある上品なデザインは、軽自動車を感じさせないものがある。
▲余裕の室内を予感させる、ボリューム感あふれるフォルム。質感も高い
▲容積の大きいカーゴスペースは、リッターカーに負けないものがある
▲ひと昔前のプアなインテリア、という軽自動車のマイナス要因はすべて排除されている
▲スポーティな58psバージョンが搭載されるX。キビキビとした走りを約束してくれる
▲撮影車はホイールキャップだが、オプションで13インチアルミも用意されている
多彩なメカ・バリエーションで様々なドライブシーンに対応
実用性が売りのモデルだけに、エンジン、トランスミッションのバリエーションは多種多様だ。エンジンは60ps、58ps、48psの3種類が用意されており、4速AT、CVT、5速MTと組み合わせてあらゆる場面に対応する。ミラ アヴィにはターボモデルの64psも用意されており、軽自動車とはいえパワー不足を感じることはないだろう。
経済性もクラストップレベルで、軽自動車としては初の直噴システムとなるトパーズDIエンジンを採用。一時停止時にエンジンを自動停止させるダイハツストップアンドゴーシステムとの併用により、ガソリン車としては世界最高の30.5km/Lという低燃費を誇っており、平成22年度燃費基準にも適合。
また、安定した触媒性能を長期にわたり維持するインテリジェント触媒や、エアコンの冷媒にオゾン層を破壊しない代替フロンを採用するなど、環境に配慮した最新の技術が搭載されている。
安全面でも、新開発の衝突安全ボディ「TAF(タフ)」の採用や、ABSをメーカーオプション等で設定するなど抜かりはない。
軽自動車と思えぬ高級感でユーザーを魅了する
ミラのグレードの中でも上級に位置するXは、各部で高級感を感じることができる買い得感の高い一台だ。
搭載される58psの直列3気筒12バルブDOHCエンジンは、キビキビとした走りと経済性を両立させたもの。ホイールは、今回撮影したモデルではホイールキャップを装備していたが、メーカーオプションで13インチアルミホイールも用意されている。
インテリアは標準モデルと大きく変わりはないが、オーソドックスに機能部位をまとめ、スイッチ類を大きく目立つようにデザインし、質感を上げている。
さらに、キーレスエントリーも採用され、運転していても軽自動車だということを感じさせない。チルトステアリングや運転席シートリフターが採用されていることも、以前の軽自動車であれば考えられなかった装備だ。
また、他のグレードでは3ドアと5ドアの両方が用意されているが、このXだけは5ドアのみとなっている。こんなところにも、標準グレードとXとの差別化を図っていることが見て取れる。