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ホーム 読み物・特集 人気中古車徹底解剖:歴代 エスティマ 完全買い方マニュアル
◆歴代 エスティマ 完全買い方マニュアル 2005.8.15vol74掲載
TOYOTA ESTIMA トヨタ エスティマ(T 3.0AERAS〜G TCR11W型)
画像 トヨタが生んだ天才タマゴ
「エスティマ」の実態を探る
現在のミニバン市場で、欠かせない存在となるエスティマ。日本でのブームを先取りし、その後のミニバンに多大な影響を与えたクルマである。今回は国産ミニバンの元祖といえるエスティマを、徹底分析してみた。
Text:K-max Photo:Yasuo Kobayashi このクルマを検索する
PROLOGUE
時代を先取りし登場した、ミニバンの革命児的存在
 ’90年5月、従来の常識を覆したワゴンが登場した。後に、国産ミニバンというカテゴリーの中心となるエスティマである。
 そのデビューは衝撃的で、斬新なスタイリングやパッケージングに、誰もが驚きを隠せなかった。
まず、一目見たら忘れられない、その独創的なスタイリング。伝統的な1BOXスタイルにとらわれず、丸みを帯びたワンモーションフォルムを採用。そのスタイルを、トヨタ自ら“天才タマゴ”と称したのだ。またレイアウトも、ホイールベース内にエンジンを搭載して後輪を駆動する、ミッドシップとし、新機軸で打ち出した。
 エンジンは、全車2.4Lの直4ユニット。’94年8月のマイナーチェンジでは、同エンジンのスーパーチャージャー付モデルも追加されることになる。
 ’00年1月には、2代目となる現行モデルがデビュー。“タマゴ”だったスタイリングは、スラントノーズが特徴のシャープなデザインに変身。画期的だったミッドシップレイアウトも、オーソドックスなFFへと変更された。
 搭載されるエンジンは、2.4Lの直4に加えて3.0LのV6もラインアップ。FFのほかに、4WDも設定される。
 エスティマという名前の語源は、“Estimable”(尊敬すべき)の造語。デビューして15年経過した今も、ネーミング通り「ミニバンの尊敬すべき存在」である。

HISTORY  

1990年 5月 初代デビュー  




 
T
C
R
11
W
1991年 8月 一部改良
1992年 1月 ルシーダ/エミーナデビュー







1993年 3月 新グレード追加 8月 一部改良
1994年 8月 MC
1995年 1月 ルシーダ/エミーナ MC
1996年 8月 一部改良
1998年 1月 MC
1999年 12月 ルシーダ/エミーナ生産終了
2000年 1月 2代目デビュー 4月一部改良




 
M
C
R
40
W
2001年 6月 ハイブリッド追加
10月 特別仕様車「Xリミテッドナビスペシャル」発売
2002年 4月 特別仕様車「ナビスペシャル」「Sエディション」「Gエディション」発売
2002年 8月 ハイブリッド特別仕様車「アイレムエディション」発売
2003年 5月 MC 7月
ハイブリッドMC 12月
特別仕様車「アエラスGエディション」発売
2004年 9月 一部改良
2005年 4月 特別仕様車「Xリミテッド」発売

1990年5月 初代モデル

1992年1月 ルシーダ/エミーナ


1998年1月 MC

2000年1月 2代目

2002年8月ハイブリッド
特別仕様車「アイレムエディション」

2003年12月
特別仕様車「アエラスGエディション」


ハイブリッドモデルで、
環境志向のユーザーにも対応


◎エスティマハイブリッド
 トヨタのハイブリッドシリーズ第2弾として登場したのが、エスティマハイブリッド。
 131psを発揮する2.4Lエンジンとモーター、スーパーCVTを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する。駆動方式は先輩のプリウスがFFだったのに対し、エスティマの場合は後輪にもモーターを装備。路面状況や運転状況で4WDに切り替わる、新しいシステムとなっている。
 エクステリアの変更点は、フロントマスクとテールランプ。4連ライトのイメージとなったヘッドライトや、LEDウインカーを採用したクリアテールランプなどで、近未来的な雰囲気に仕上がっている。
 なお、居住空間やユーティリティスペースに変更はなく、快適性は従来通りとなる。

◎エスティマルシーダ/エミーナ
  エスティマに乗りたいが、ボディサイズが大きすぎる…というユーザーの声に応えて登場したのが、ルシーダ/エミーナだ。
 海外市場向けだったエスティマのボディサイズに対し、全幅が1690mmの完全なる5ナンバーサイズとして登場。エスティマと比べると若干居住空間は狭くなったが、それでも広々とした余裕のスペースはミニバンならではのもの。
 エンジンラインアップは2タイプあり、直4の2.4Lガソリンと、直4の2.2Lディーゼルターボとなる。
 なお、ルシーダとエミーナの違いは販売店によるもので、ルシーダはカローラ店、エミーナはトヨタ店の扱いだった。両車に装備の違いはなく、フロントマスクとテールランプのデザインで差別化が図られていた。
オリジナルの良さを凝縮し
巧みにサイズダウン




中古車市場に見るESTIMAの人気
【人気グレードは?】
 初代はVの物件が目立つが、極端なグレード別の人気はないようだ。ただ初代におけるアエラスは1998年の登場なので、物件も少ない。2代目は、アエラス系で過半数を占めるような状況。なお4WDは少なく、希望物件を探しやすいのはFFモデルといえる。
【人気カラーは?】
 初代のボディカラーは、パールツートンが1番人気。反対に比較的人気がないのがワインレッドツートン。カラー不問であれば、格安な物件も探しやすいだろう。
 2代目では、ホワイト/パール系とブラックが圧倒的な人気となる。それに次ぐのがシルバーで、ワインレッドやダークブルーは希少カラーだ。