コンパクトボディが魅力のKカーだけに、居住性がどの程度確保されているかが重要なポイント。まず気になるのは、利用頻度の高いフロントシートの幅。初代48㎝、2代目54㎝、現行56㎝となる。初代は旧規格ならびにセパレートシートということもあり、乗車時は狭いと感じてしまう。2代目と3代目はベンチシートゆえ、視覚的にも乗車時でも余裕を感じられるのだ。
後席のヘッドクリアランスは、開放感を感じるうえで非常に重要。ヒップポイントから天井までをそれぞれのモデルで実際に計測したところ、初代102㎝、2代目95㎝、現行98㎝であった。2代目でヒップポイントが上がってしまったのは、凝った作りのリヤシート形状が影響している。リヤシートの利便性は上がったものの、ヘッドクリアランスはその分縮小してしまったのだ。
なお初代と2代目は、リヤシートが左右独立スライドだったが、現行では一体式スライド(前倒しは独立)に変更。従来モデルと比較すると、若干使い勝手に不満の残る部分となるだろう。
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| ▲より乗用車的になったインテリア。メタル調パネルがあしらわれ、スポーティ感と上質感が上手くミックスされている |
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▲タコメーターを内蔵した2眼メーターには、シルバーのベゼルをあしらい、スポーティな雰囲気を演出する |
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▲通常のコラムシフトと違い、ステアリングポストを軸に前後する特徴的なATレバー。無駄な力を必要とせず、操作性は高い |
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▲ベンチシートを採用するATモデルは、余裕のレッグスペースを確保。それゆえに、左右のウォークスルーも可能としている |
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| ▲初代で不評だった少ない収納スペースを増設し、実用性が向上したインパネ周辺。取材車両には、2DINタイプのカロッツェリア製CD/MDデッキが装着されていた |
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▲後期モデルのカスタム系では、ドレスアップ効果の高いホワイトメーターを採用。さらにメータークラスター周辺にはブラックウッド調パネルをあしらい、質感も向上 |
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▲新規格の恩恵を受け、余裕のシート幅となった2代目。ベンチシート車には大型センターアームレストが装備され、フタを開ければ大容量収納スペースにもなる。 |
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▲初代では折りたたみにツーアクションを要していたが、2代目ではワンアクションで可能となったリヤシート。スライド量も約150㎜確保し、利便性は高い |
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| ▲現行モデルと比較すると、古さは否めないインテリア。しかし必要なスイッチ類は集中して配置してあり、実用性に優れている。なお運転席エアバッグは、’96年のマイナーチェンジ以降全車に標準装備となった |
▲初代では、全車セパレートタイプのフロントシートを採用。シート幅48㎝は、新規格モデルと比較すると狭いと感じるものの、必要にして十分な広さである。なおKカーでは、いち早く折りたたみ式センターアームレストを採用した |
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【人気グレードは?】
初代と2代目は、グレード構成が複雑なため、特定の人気グレードは把握しづらい。ただ初代は標準車、2代目はカスタム系が半数以上を占めている。現行モデルでもやはりカスタム系が人気で、比率は圧倒的に多い。
【人気カラーは?】
2代目と現行モデルを中心に見ると、標準車はシャンパンゴールドやシルバーなど、淡いメタリック系が人気となる。一方カスタム系では、ブラックもしくはホワイトが人気となり、それに続くのがシルバーだ。
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Kカー特有の長い代替サイクルの影響もあり、下取り車や買取り車が物件として、あまり流通していないのが現状。反対に、未使用車や試乗車下がりの車両といった、走行距離の極めて少ない物件が多数流通しているのが特徴だ。

カスタム系であれば、平成12年以降の人気カラー(ブラックもしくはホワイト)で70万円台が相場。標準車では若干安価となり、60万円台が相場だ。なおRS系は希少かつ人気で、100万円以上の高値がつくこともある。

初期モデル登場から約10年経過しているため、30000㎞以下の物件は極めて少ない。しかし、極端に走行距離の多い物件が少ないのも特徴だ。標準車であれば40万円、カスタム系とターボ車は若干高値となるが、50万円以下を目安にしたい。
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| *平均価格及び平均走行距離は、平成17年7月のクラブチャオの物件データをもとに編集部で独自に作成したものです |
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