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ホーム 読み物・特集 人気中古車徹底解剖:歴代 ロードスター 完全買い方マニュアル
◆歴代 ロードスター 完全買い方マニュアル 2005.10.15vol76掲載
MAZDA ROADSTER マツダ ロードスター(1600Sパッケージ/1800Sパッケージ)
画像 世界中で愛されるライトウエイトスポーツ
「ロードスター」を徹底検証
今や希少な国産スポーツの雄、ロードスター。北米市場に向けて先行デビューを果たした待望の3代目モデルも8月に登場し、ロードスター人気は一層高まると予想される。そんな今が旬といえるロードスターの、初代モデルと先代モデルを分析してみた。
Text:K-max Photo:CAR CIAO編集部 このクルマを検索する
PROLOGUE
「初代から引き継がれるキーワードは“人馬一体”」
 ’60年代にブームとなった、ライトウエイトスポーツ。トヨタスポーツ800やホンダS600/S800、ロータスエランなどがその代表だ。そのライトウエイトスポーツの多くに共通するのが、オープンボディを採用し、操る楽しさを満喫できるパッケージングであったということ。’80年台末期に登場したロードスターも、そんなライトウエイトスポーツを代表の魂を引き継ぐ一台となった。
 初代ロードスターがデビューしたのは、’89年9月。厳密に言うと同年2月に「MX-5ミアータ」として、米シカゴショーでのデビューが世界初登場となる。そのスタイリングは、コンパクトボディの2シーターオープンで、 往年のライトウエイトスポーツそのもの。エンジンは、ファミリアに搭載されていた1.6Lユニットが採用された。デビュー当初は5速MTのみであったが、市場の要請から半年後には4速ATモデルも追加された。
 2代目は’98年1月にデビュー。初代の面影を残しながらも、全ての面で大幅に進化。エンジンは1.6Lと1.8Lの2本立て、ミッションも6速MTが新たに採用されるなど、走りの要素はさらに高まった。なお’00年5月には、「世界で最も多く販売された2シーターオープンスポーツカー」としてギネスに認定。’05年4月には、累計生産台数70万台超としてギネス記録を更新した。同年3月にジュネーブモーターショーで3代目が発表された後、待つこと5ヵ月、ついに国内でもデビュー。ボディは拡大されエンジンも2.0Lとなったが、従来のライトウエイトオープンの楽しさは健在。
 人とクルマが一体となる、「人馬一体」を狙ったパッケージングは、ロードスターの象徴となったのだ。

 ◎歴代ロードスターの型式とは?


初代は総じて「NA」型と呼ばれる。マイナーチェンジ前の1.6Lモデルは「NA6CE」、マイナーチェンジ後の1.8Lモデルは「NA8C」と、エンジンの排気量によって型式が変化するのである。2代目は「NB」型。こちらも搭載されるエンジンにより型式は異なり、1.6Lモデルは「NB6C」、1.8Lモデルは「NB8C」となる。3代目となる現行モデルは「NC」型。ただ前2車と違い2.0Lエンジン1種類のため、全て「NCEC」と呼ばれる。

HISTORY  
1989年 2月 初代アメリカデビュー
1989年 9月 初代国内デビュー
1990年 3月 4速AT車追加
1990年 7月 Vスペシャル追加
1991年 7月 限定車「Jリミテッド」発売(800台)
1991年 8月 Vスペシャルにブラックカラー追加
1992年 7月 Sスペシャル発売
1992年 12月 限定車「Sリミテッド」発売(1000台)
1993年 7月 MC
1993年 12月 限定車「JリミテッドⅡ」発売(800台)
1994年 7月 限定車「RSリミテッド」発売(500台)
1994年 12月 限定車「Gリミテッド」発売(1500台)
1995年 2月 限定車「Rリミテッド」発売(1000台)
1995年 8月 MC
1995年 12月 限定車「VRリミテッド」発売
コンビネーションA(700台)
コンビネーションB(800台)
1996年 12月 限定車「B2リミテッド」発売(1000台)
「R2リミテッド」発売(500台)
1997年 8月 限定車「SRリミテッド」発売(700台)
1998年 1月 2代目デビュー
1998年 12月 限定車「10th Anniversary Model」発売
(世界7500台うち国内500台)
2000年 7月 MC
2001年 12月 「NR-A」追加
特別仕様車「MVリミテッド」発売(300台)
2002年 7月 一部改良
2002年 12月 限定車「SGリミテッド」発売(400台)
2003年 9月 一部改良
2003年 10月 「ロードスタークーペ」発売
タイプA及びタイプEは限定
(タイプA200台、タイプE150台)
2003年 12月 限定車「ロードスターターボ」発売(350台)
2005年 8月 3代目デビュー
限定車「3rd Generation Limited」発売
(世界3500台うち国内500台)

Jリミテッド
5速MT車/190万円(消費税別)
ハードトップ車/209.5万円(消費税別)
スペシャルパッケージ車をベースとしたJスペシャル。ボディカラーには鮮やかなサンバーストイエローを採用し、スタンダードモデルと差別化を図る。その他ナルディ製ウッドステアリング&シフトノブ、ウッドパーキングレバーなどを装備し、質感も向上。

RSリミテッド
5速MT車/221.5万円(消費税別)
最も走りに振ったロードスターといっていいのがRSリミテッド。最終減速比を4.100から4.300へ変更し、より低速向きのセッティングとなっている。さらに軽量フライホイールやレカロ製フルバケットシートなど、走り好きにはたまらない装備が満載。

SRリミテッド
5速MT車/189.8万円(消費税別)
4速AT車/197.8万円(消費税別)
初代ロードスター最後の限定車。Mパッケージ車をベースに、クロームメッキドアミラーやバフ仕上げインチアルミホイール、ヌバック/革バケットシートなどを装備。5速MT車にはトルセンLSDも装備され、走行性能の向上も図られている。

10th Anniversary Model
6速MT車/248.3万円(消費税別)
ロードスター誕生10周年を記念して発売された限定車。エクステリアやインテリアの一部をブルーでまとめ、ソフトトップもブルーとした。専用イグニッションキーやフロントフェンダーのオーナメント(シリアルナンバー入り)など、ステータス性も高い。

ロードスターターボ
6速MT車/257万円(消費税別)
RSをベースに、最高出力172psを発揮するターボユニットを搭載。そのパワーに対応するべく、駆動系も強化。足まわりには、ビルシュタイン製サスペンションを採用する。その他、前後のスポイラーやメタル調をあしらったインテリアなど、全てにおいてスポーティなロードスターである。

3rd Generation Limited
6速MT/275万円(消費税込)
3代目ロードスター発売記念として設定された限定車。クロームシルバー調のパーツを、エクステリア&インテリア各部にあしらい、高い品質感を強調。レッドカラーが鮮やかな専用本革バケットシートや、センターコンソール部のシリアルナンバー入りプレートも装着される。