試乗レポート
04.12.15 vol 66掲載
特選インプレッション
01:スバル/レガシィ
02:ルノー/メガーヌ ルノー・スポール
03:ニッサン/フーガ

バックナンバーへ
ホーム 読み物・特集 試乗レポート:特選インプレッション
NISSAN FUGA ニッサン:フーガ
このクルマを検索する

画像
重厚かつ素直な操作性が魅力
画像 画像

Text:石川芳雄 Photo:原田 淳
LINE UP & PRICE
350XV(2WD) 420.0万円
350GT FOUR(4WD) 420.0万円
350XV FOUR(4WD) 393.75万円
250GT(2WD) 367.5万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード 350XV FOUR 4WD)
全長/全幅/全高(mm) 4,830/1,795/1,525
ホイールベース(mm) 2,900
車両重量(kg) 1,720
乗車定員 5名
ミッション 5M-ATx
エンジン 水冷V型6気筒DOHC
総排気量(cc) 3,498
最高出力(kW(ps)/rpm) 206(280)/6,200
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 363(37.0)/4,800
タイヤサイズ 225/55R17
お客様相談センター
0120-315-232
http://www.nissan.co.jp/
画像

プロフィール
 長く日産の高級セダンとして君臨したセドリック/グロリアの後を継ぐのがフーガだ。ちなみにこれは日本での呼び名で、日産が近年特に力を入れている北米市場ではインフィニティM45としてショーモデルがすでに紹介されている。つまりフーガは日産の新しい高級世界戦略車でもあるわけだ。
 スカイラインと同じFM(フロントミッドシップ)プラットホームに搭載されるエンジンは、3.5Rと2.5R、2種類のV6ユニット。駆動はFRが基本で、グレードはスポーツ派のGTと、ラグジュアリー系のXVの2系統だ。

インテリア
 フーガのインテリアには選ぶ楽しみがある。シートとドアトリムにシルキーエクリュ、フォーブ(ブラウン)、ブラックの3種類を用意し、これにインパネの一部とフロアコンソールに用られる木目、メタル、ピアノ(黒の光沢処理)の3種類のパネルが組み合わせることで、全5種類のコーディネートが選べるのだ。
 質感の高さもなかなかだし、ダイヤル式のセンターコンソールスイッチなど操作性も上々。それに居住性も良い。前後シートとも頭上の余裕が大きく、適度な包まれ感もある。特に後席の足元がとても広い。

エクステリア
 ボディサイズは全長4840mm×全幅1795mm×全高1510mm。長さはセド/グロから20mm短縮する一方、全幅はグンとワイドになった。また、1510mmとかなり高めに設定された全高も特筆すべきポイント。全体のシルエットはFMプラットホームを採用するスカイラインなどに似たイメージもあるが、これこそ最新の日産を象徴するカタマリ感のあるフォルムと言っていい。
 ルーフラインがなだらかにリヤへと流れるハイデッキスタイルなので、外観上のトランクリッドは小さめだが、中身は495Lと大容量を確保している。

ドライブフィール
 試乗したのは国産初の19インチタイヤ装着車350GTスポーツパッケージ。乗り心地はさすがに堅めだが、入力をドスッと一度にいなす爽快かつ重厚な乗り味だ。ステアを切ると、後輪操舵のアクティブステアのせいもあってフラットな姿勢のままノーズが素直に回り込む。ステアフィールにも剛性感があるし、高速の直進安定性も高く信頼できる走りと言って良いだろう。3500ccエンジンは回転フィールにドラマ性は薄いし、音もやや大きめ。しかしシフトダウン時にブリッピングする新5速ATとのコンビで楽しめた。

画像   画像   画像
インテリアは立体的な造形で高級感を演出。テーマは「オーセンティックモダン」「ジャパニーズモダン」など5種類   シートは5タイプを用意し、本革シートは3種類。フォーブ、ブラック、シルキーエクリュから好みで選べる   高級車らしく、ゆったりとした居住空間を実現。全高を生かしたヘッドルームの広さは特筆ものだ
画像   画像   画像
助手席にはパワーオットマンをオプション設定。エアコンディショニングシートやシートヒーターなども用意される   350GTスポーツパッケージには19インチホイール&245/40タイヤを標準装着。他のグレードは17インチとなる   パワーユニットは、3.5LのVQ35DEと2.5LのVQ25DEの2種類。ゆとりのパワーで高級車らしい走りが楽しめる