試乗レポート
04.12.15 vol 66掲載
特選インプレッション
01:スバル/レガシィ
02:ルノー/メガーヌ ルノー・スポール
03:ニッサン/フーガ

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SUBARU LEGACY スバル:レガシィ
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“MTの走り”が存分に楽しめる
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Text:石川芳雄 Photo:原田 淳
LINE UP & PRICE (抜粋)
レガシィ ツーリングワゴン 3.0R spec.B 330.75万円
レガシィ B4 3.0R spec.B 315.0万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード レガシィ ツーリングワゴン 3.0R spec.B)
全長/全幅/全高(mm) 4,680/1,730/1,475
ホイールベース(mm) 2,670
車両重量(kg) 1,765
乗車定員 5名
ミッション 6速MT
エンジン 水平対向6気筒
総排気量(cc) 2,999
最高出力(kW(ps)/rpm) 184(250)/6,600
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 304(31.0)/4,200
タイヤサイズ 215/45R18
お客様相談センター
0120-052215
http://www.subaru.co.jp/
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プロフィール
 スポーツセダン&ワゴンとして人気の高いレガシィに新グレードが設定された。シリーズのトップモデル3.0Rに追加されたスペックBがそれだ。今年9月のパリショーで欧州デビューとなったこのモデルは、ビルシュタイン製サスや18インチタイヤを装備し、ミッションはインプレッサWRXをベースとした6速MTを採用する。
 信号や渋滞で頻繁な加減速を強いられる日本ではATの普及率が圧倒的だが、欧州ではいまだにMT車が主流。その意味でも欧州テイストを存分に楽しめる一台と言える。

インテリア&エクステリア
 内外装にさほど大きな変更点はない。まず外観からチェックすると、グリル形状がややスポーティーになったことと、7本スポークの18インチホイールが採用されたことが主な識別点だ。
 インテリアはもう少し手が入っている。ペダル類はフットレストを含め、全てアルミパッド付きに変更。6速MTのシフトノブも本革巻きの専用デザインとなっている。ちなみにシートは基本がファブリックでレザーがオプション。センターコンソールもメタル調パネルがベースで、マッキントッシュのオーディオを選ぶとブラックパネルになる。

ドライブフィール
 水平対向6気筒は完全バランスと言われる非常に素姓の良いレイアウト。それだけに回転フィールはスムーズでレスポンスもシャープ。特に高回転域は伸びのよい爽快な走りが楽しめる。
 ただし、この形式はシリンダーを横に寝かせているため、あまりストロークを伸ばせない。ストロークアップ=エンジンの大型化に直結してしまうのだ。したがってスバルのフラット6もショートストローク型。この方式は高回転化は容易だが低回転からトルクを稼ぐには不向きだ。3.0RスペックBの走りにもそうした特質が感じられた。アイドリングに近い回転域でクラッチをミートする場合はトルクが痩せているため操作にデリケートさが求められるのだ。シフトフィール抜群の6速MTは1速のギアレシオをもう少し落としても良いかも知れない。それにクラッチのつながる感覚も、もう少し分かりやすい方が好ましい。
 一方、ビルシュタインを奢った足回りは絶品。しなやかで重厚な乗り心地と、軽快なハンドリングを見事に両立させた。これはもちろん低重心の基本パッケージや高いボディ剛性などの相乗効果によるもの。通好みのスポーツサルーンと言える。

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コクピットはいかにもスポーツモデルらしいスパルタン調。多用されたアルミが演出に一役買っている   6速MTは1〜4速をクロスレシオ化してワインディングの俊敏な走りに対応。5〜6速はハイギヤードで静粛性に貢献する   シート表皮は標準状態でオフブラックのファブリック。オプションで同じオフブラックの本革も選択可能だ
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セダンのリヤシートは、アームレストスルー機構を装備するが、シートバックは固定式。ワゴンは6:4分割可倒式だ   ダークメタリックでハイラスター塗装される18インチアルミホイールと、215/45R18サイズのタイヤを標準装備   スバルお得意の水平対向6気筒エンジンは、優れたバランスが特徴。低振動で上質な乗り味とハイパワーを両立する