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特選インプレッション
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CADILLAC STS キャデラック:STS
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FRに回帰した米国セダンの本流
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Text:松下 宏 Photo:iZM
LINE UP & PRICE
4.6 AWD 865.0万円
4.6 825.0万円
3.6 695.0万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード 4.6)
全長/全幅/全高(mm) 4,995/1,845/1,455
ホイールベース(mm) 2,955
車両重量(kg) 1,840
乗車定員 5名
ミッション 5速AT
エンジン 水冷V型8気筒/4M
総排気量(cc) 4,564
最高出力(kW(ps)/rpm) 238(324)/6,400
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 420(42.8)/4,400
タイヤサイズ F: 235/50R18
R: 255/45R18
キャデラックフリーダイヤル
0120-12-4984
http://www.cadillac.co.jp/
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プロフィール
 キャデラックの最上級モデルとなるのがSTS。セビル・ツーリング・セダンの略として設定されてきた名前だ。最近のキャデラックはFF方式で作られてきたが、今回のモデルではCTSから採用が始まった新プラットフォームのシグマアーキテクチャーをベースにしたFR(とAWD)に変更されている。
 搭載されるエンジンはV型8気筒4600ccのノーススターとV型6気筒3600ccの2機種。電子制御5速ATと組み合わされる。キャデラックブランドの最上級モデルにふさわしい豪華な装備や新機構を満載したクルマである。

インテリア
 全長こそ5mをわずかに切るが、1800mmを超える全幅のボディとあって室内空間は余裕十分。運転席回りにはゆったりした感じのくつろげる空間が広がる。後席に座っても、足を組んで座れるほどの広さがあり、居住空間に関しては何の不満もない。
 インテリア回りの仕様はラグジュアリーな雰囲気にあふれていて、インストセンターの部分を中心に大きな面積を占める木目パネルや、本革シートや本革巻きステアリングホイールなど、上質な自然素材がふんだんに使われて室内空間のクオリティを高めている。

エクステリア
 外観デザインは最近のキャデラックシリーズに共通のもの。CTSやSRX、XLRなどと同じようにエッジの効いたシャープなラインで構成される外観デザインが与えられている。ひと目見ただけですぐに最新のキャデラックであることがわかる特徴的なデザインだ。
 ワイド&ローのフォルムは全体に重厚感にあふれていて、大きなグリルやヘッドライトが押し出しの効いた迫力ある外観を作っている。大柄なボディとあって最小回転半径は5.9mとかなり大きくなるが、これはぎりぎりで妥協できる範囲だ。

ドライブフィール
  改良されたV型8気筒エンジンは300psを大きく超えるパワーと42.8kg・mに達する大トルクを発生する。4600cc車は1800kgを超える車両重量ながら、それをものともしない豪快な加速フィールを味わわせてくれる。排気量の余裕から高速クルージング時の回転数は低く抑えられ、静かで滑らかな走りが可能だ。V型6気筒エンジンは動力性能ではV8に劣るものの、吹き上がりの軽快感などから想像する以上に好ましい走りのフィールが得られる。5速ATがうまくエンジン性能を引き出してくれるので、意外なお勧め車だ。

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全車に搭載される「キャデラックビジョン(DVDナビ/TV)」は、ステアリングハブでリモート操作可能だ   トランスミッションはサブゲートでマミュアルシフト可能な「ハイドラマチック」を採用する   4.6Lモデルは1/1000秒単位で路面状況を判断し可変制御を行う「マグネティックライドコントロール」を装備
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伝統にのっとった縦型のリヤコンビランプだが、光源にはLEDを採用し、安全性と省エネを両立させている   4.6Lモデルのホイールは、18インチとなる。サーフェスはブライトフィニッシュされ、高級感を醸し出す   パワーユニットは4.6LのV8、3.6LのV6という2本立て。4.6LエンジンはFR用として開発されたノーススターユニットだ