試乗レポート
特選インプレッション
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TOYOTA MARK X トヨタ:マークX
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スポーティな乗り味を堪能できるセダン
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Text:石川芳雄 Photo:原田 淳
LINE UP & PRICE (抜粋)
300Gプレミアム 354.9万円
250G Four(4WD) 304.5万円
250G(2WD) 273.0万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード 250G 2WD)
全長/全幅/全高(mm) 4,730/1,775/1,435
ホイールベース(mm) 2,850
車両重量(kg) 1,510
乗車定員 5名
ミッション 6 Super ECT
エンジン V型6気筒DOHC
総排気量(cc) 2,499
最高出力(kW(ps)/rpm) 158(215)/6,400
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 260(26.5)/3,800
タイヤサイズ 215/60R16
お客様相談センター
0800-700-7700
http://www.toyota.co.jp/
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プロフィール
 ひとかどの車格感や押し出しを備え、価格的にも比較的手が出しやすいことで、一時は高い人気を博したアッパーミドルサルーン。中でもマークIIは他を圧倒する存在だったが、それもミニバンやコンパクトカーの台頭で今や過去の話。そこでトヨタはマークIIをマークX(エックス)と改名して心機一転を図る。
 2500ccと3000ccのエンジンやプラットホーム(車体)は昨年12月登場のクラウンと基本的に同じ。ホイールベースも変わらず、それでいて全長は短いから前後オーバーハングの短いスポーティな佇まいとなった。

インテリア&エクステリア
 ボディサイズは先代よりひと回りコンパクトだが、ホイールベースが70mmも伸びているため居住性は大幅に向上した。特に後席の足元スペースの余裕はなかなかのものだ。全高が1435mmと最近のセダンとしては低いが、シートポジションも低めに設定されているため頭上空間にも不満はない。車幅もワイドになって横方向のゆとりもある。
 インテリアは金属調のシフトレバーベゼルやセンターコンソールでスポーティな雰囲気。ただしメーターやパネルの質感は価格なりのソコソコといったレベルに留まる。

エクステリア
 新たにV6エンジンを採用したことで少しだけノーズが短くなった感もあるが、基本的な佇まいが3ボックスの端正なセダンルックであることに変わりはない。その上で全身からスポーティーさが伝わって来るのがマークXの特色だろう。低く構えた丸目3灯のフロントマスク、ダイナミックな曲面を描くボンネット、後半を絞り込んだテールエンドなどがデザイン上のポイント。長いホイールベースに対し、前後のオーバーハングが短いのも軽快さを強調する重要な要素だ。タイヤは標準が16インチ、スポーツ系には18インチを履く。

ドライブフィール
 クラウンと同じエンジンとプラットホームを得て走りは確実にグレードアップ。どのモデルも足腰が実にしっかりしているのだ。中でも250Gと300Gプレミアムに設定のSパッケージは走りに特化しており、18インチタイヤに減衰力調節機能付きのサスペンションが組み合わされる。ノーマルモードで乗ってもシャキッと軽快だが、スポーツモードではさらにハードになりスポーティーなハンドリングを堪能できる。
 全車6速となったミッションもグッドフィール。動力性能は2500ccで十分、3000ccはさらに強力だ。

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ルーフにはLEDを使った大型イルミネーションを装備。間接照明も使うなど、これまでにない「おもてなし」が特徴   DVDボイスナビ付EMVは、もちろんG-BOOK対応。トランスミッションは4WD車を除き、全車6速ATとなる   走り重視のグレード、Sパッケージには、コンピュータにより減衰力制御を行う「AVS」を装備。モードは切り替え可能
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リヤシートは分割可倒によるトランクスルー対応。リクライニング機構や後席用エアコン吹出口の採用で快適性も十分   Sパッケージは18インチアルミホイールを採用し、そのルックスからも走りの性能を大いにアピールする   2.5L&3Lのエンジンはクラウンと共通で、最高出力はそれぞれ215PS、256PS。全域にわたるフラットトルクが身上だ