試乗レポート
特選インプレッション
01:オペル/アトラスワゴン
02:スバル/R1

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SUBARU R1 スバル:R1
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あえて広さを求めないジャストサイズ
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Text:石川芳雄 Photo:iZM
LINE UP & PRICE(抜粋)
AWD 136.92万円
2WD 126.0万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード 2WD)
全長/全幅/全高(mm) 3,285/1,475/1,510
ホイールベース(mm) 2,195
車両重量(kg) 840
乗車定員 4名
ミッション i-CVT
エンジン 直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 658
最高出力(kW(ps)/rpm) 40(54)/6,400
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 63(6.4)/4,400
タイヤサイズ 155/60R15
スバルコール
0120-052215
http://www.subaru.co.jp/
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プロフィール
 昨年末に発表されたR1は、スバルが軽自動車シーンに新たなコンセプトを打ち出した新型車だ。既存の軽は限られたサイズでどれだけ広さを確保するかに腐心しているが、R1は小ささこそが存在意義。ただし、適度にコンパクトな2ドアボディは一応リヤシートを備えている。ルックスには昨年デビューしたR2の影響も感じられるが、単にそのショート版ではなく、ボディ外板のほとんどが専用モノという贅沢さ。エンジンは54psの4気筒自然吸気でミッションはCVTとなる。
 2WDと4WDがあるが基本的には単一グレード展開だ。

インテリア
 左右一枚ドアは大きいが、ヒンジの角度が工夫され上部がより広く開く。また上下方向のサイズも余裕で乗降性は上々。キャビンはシートサイズがタップリしている上に、インパネの質感も上質。小さいけれど安っぽさは皆無といった感じの空間はなかなか新鮮だ。
 ただし、さすがにリヤシートは小さい。ラゲッジルームも4人乗り状態ではミニマムだ。普段は後席を倒して2人乗り、いざというときは何とか使える2+2というところだが、軽の一般的な使用実態を考えれば実用上はこれで十分と言える。

エクステリア
 R1のスリーサイズは全長3285mm×全幅1475mm×全高1510mm。幅は軽規格いっぱいだが、全長は110mmも短い。しかしだからと言って寸詰まりな印象はなく、砲弾型のフォルムに小さめのグラスエリアなどでスポーティな雰囲気すら感じさせる。これは適度に傾斜した樹脂製のリヤゲートなど、全体に張りのある曲面で統一しているから。小さいのに質感はけっこう高い、そう感じさせるエクステリアだ。スバルの新しい顔であるスプレッドウイングスグリルも、ややアクの強さを感じるものの、存在感を際立たせている。

ドライブフィール
 スバルは伝統的に軽にも4気筒を使う。一気筒が大きい分、3気筒の方がトルク面では有利なのだが、スタートからスルスルと速度を乗せ、高速道路でも流れをリードできるほどの動力性能を自然吸気で実現しているのはクルマが軽いことの証明と言えよう。それに音や振動に安っぽさがないのも4気筒のメリットだ。
 ただ、4WDは軽さのメリットが半減するのか少々かったるい。また騒音面もFFより不利に感じた。足腰はスバルらしくしっかり。飛ばしても安定感が高い。電動パワステのタッチも節度があって好ましい。

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インテグレーテッドCDプレーヤー&AM/FMチューナーは全車に標準。それだけでも“高品質”をうかがわせる   見るからにホールド感の高そうなフロントシート。レザー&アルカンターラのシート表皮はメーカーオプション   決して広くはないラゲッジだが、通常2名乗車ならリヤシートを倒せばOK。助手席を倒せば長尺物の積載も可能だ
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ドアは上方が広がるように開き、乗り降りのしやすさを実現。細かい心配りが設計に生かされている   アルミホイールは標準。組み合わされるタイヤも60サイズの15インチだから安っぽさはまったく感じられない   NAならではのスムーズなトルクと伸びが出色のエンジン。最高出力54PSは、必要にして十分のパワーだ