試乗レポート
特選インプレッション
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DAIHATSU  ATRAI WAGON ダイハツ:アトレーワゴン
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キャビンの広さが冒険心を盛り上げる
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Text:石川 芳雄 Photo:iZM
LINE UP & PRICE (抜粋)
カスタムターボRS(4WD) 155.4万円
カスタムターボR(2WD) 133.35万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード カスタムターボRS 2WD)
全長/全幅/全高(mm) 3,395/1,475/1,875
ホイールベース(mm) 2,450
車両重量(kg) 970
乗車定員 4名
ミッション 4速AT
エンジン 水冷直列3気筒DOHCターボ
総排気量(cc) 659
最高出力(kW(ps)/rpm) 47(64)/5,900
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 103(10.5)/4,000
タイヤサイズ 165/65R13
お客様相談室
0070-800-874040
http://www.daihatsu.co.jp/
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プロフィール
 軽自動車は法規上4人乗りまで。したがってワゴンRやムーヴなどのハイトワゴンで実用上十分な居住性は得られ、実際にもこれがいちばんの売れ筋だ。
 しかしその一方で、商用バンのボックス型ボディをベースとして、後方に大きなラゲッジスペースを確保したワゴンも根強い人気がある。今回モデルチェンジしたダイハツのアトレーワゴンもそうした一台だ。シャープなスタイルに変身した新型アトレーは、全車ターボ化された3気筒エンジンと、クラス最大級の室内長で、宿敵のホンダ・バモスに対抗する。

エクステリア&インテリア
 このクラスの軽カーを買うユーザーの代表的な像は「パワフルなお父さん」だとか。そこで新型アトレーは各部にキリッとした直線を使い、ヘッドライトもツリ目の精悍な物としてシャープさを際立たせている。
 サイズは全長3995㎜×全幅1475㎜×全高1875㎜で、もちろん軽規格いっぱい。問題はこの中にどれだけ広いキャビンを確保するかだが、新型はフロントタイヤをさらに前に出したほか、インパネを極力コンパクトに作ることで、クラス最大の2015㎜という室内長を確保することに成功している。
 ドアはフロントも左右両側に備わった後部のスライドドアも大開口でアクセス性も良好だ。
 リヤシートは大柄で座り心地も上々。180㎜のスライド機構も備え荷物量に応じたスペースの調整も可能だし、ダイブダウン式の折り畳みで荷室フロアとツライチにすることもできる。コクピットはインパネシフトの採用がニュース。足踏み式Pブレーキの採用もあって横方向のウォークスルーも可能だ。この種のクルマはペダルルームが小さくなりがちで、アトレーもやや狭さを感じるが、機能が整理されて使いやすくはなっていた。

ドライブフィール
 全車3気筒ターボエンジンを得た走りはなかなかに快活だった。2500回転あたりから過給エンジンならではの豊かなトルクが立ち上がり、6000回転手前あたりまでそれが持続する。4速ATでその領域を有効に使えばピックアップも良好で、ボディの重さを感じることはほとんどない。残念なのは特定の回転域でリヤデフからうなり音が出ていたこと。けっこう目立つ音なので対策が求められそうだ。
 乗り心地はマイルド。それでいて接地感は明確だ。ハンドリングを競うようなクルマではないので、これで正解だと思う。

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メーターパネルは1眼式で、シンプルこの上ないデザイン。軽自動車ならではの割り切り方が潔い   トランスミッションは、4速ATのみをラインアップ。ターボならではのトルクを生かした走りが味わえる   リヤシートは前後180㎜のスライドが可能。リクライニングにも対応し、ゆとりある空間を提供する
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「イージー格納リヤシート」は、座面を背もたれごとフロアに畳み込む方式。出現するスペースは広大   ちょっとした休憩に便利なフルフラット。全長2015㎜の室内長だから、大柄な人でも大丈夫だ   コンビランプの位置からもわかるように、リヤドア開口部はかなり低い。つまり荷物の積載が容易なのだ