試乗レポート
特選インプレッション
01:スズキ/エスクード
02:ダイハツ/アトレーワゴン
03:トヨタ/アルファード

バックナンバーへ
ホーム 読み物・特集 試乗レポート:特選インプレッション
TOYOTA ALPHARD トヨタ:アルファード
このクルマを検索する

画像
小さくとも確実な進化をアピール
画像 画像

Text:石川 芳雄 Photo:iZM
LINE UP & PRICE (抜粋)
MZ(8人乗り) 375.9万円
MS(7人乗り) 342.3万円
AS(7人乗り) 315.0万円
AX(8人乗り) 283.5万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード 15E 2WD)
全長/全幅/全高(mm) 4,865/1,830/1,935
ホイールベース(mm) 2,900
車両重量(kg) 1,960
乗車定員 7名
ミッション 5 Super ECT
エンジン 水冷V型6気筒DOHC
総排気量(cc) 2,994
最高出力(kW(ps)/rpm) 162(220)/5,800
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 304(30.0)/4,400
タイヤサイズ 225/55R17
お客様相談センター
0800-700-7700
http://toyota.jp/
画像

プロフィール
 アルファードはトヨタが作る大型のボックス型ミニバン。日産のエルグランドと共に、LLクラスと呼ばれる国内最高級/最大級のミニバン市場を引っ張る立役者である。現行のアルファードは’02年の5月デビュー。いち早くFFにスイッチしたことで室内容積を広く、車重を軽くすることに成功し2400㏄の4気筒エンジンでも十分な動力性能を得た。
 今回のマイナーチェンジは登場から3年目のルーティンワークで、内/外装のリフレッシュと装備のアップデートが中心。もちろんハイブリッドもある。

エクステリア
 ガソリンエンジンを搭載するアルファードG/V(販売店によって車名と外観が変わるが中身はほぼ共通)は、フロントグリル、バンパー、ヘッドライト、リヤコンビランプ、ガーニッシュ類を変更。先代より力強さを若干強めたイメージとなった。
 ボディは全長4845㎜×全幅1805㎜×全高1935㎜と相変わらず堂々とした体躯。取り回しには多少気を使う大きさだが、その代償として広く快適な居住スペースが得られるのがこのクラスの魅力だ。ハイブリッドの変更箇所は少なく、グリルと灯火類のみだ。

インテリア
 ともかく室内は広い。セカンドシートがセパレ−ト式の7人乗りと、ベンチタイプの8人乗り仕様があるが、いずれも一人ずつのスペースがタップリと取れていて快適。アレンジも多彩で、2列目のロングスライド機構や、左右跳ね上げ式の3列目を組み合わせフルフラットのリラックスモードから、大容積の積載モードまで柔軟に使える。
 今回の変更はシートやインパネ表皮と、新タイプのオプティトロンメーターの採用など。また、情報提供機能のG-BOOKも第三世代の“ALPHA”へと進化し、より多機能となった。

ドライブフィール
 走りに関する最大の変更点は3000㏄エンジンに組み合わされるATが4速から5速へとアップグレードされたこと。ゆとりのトルクを多段化されたギアでより効率よく使えるたため、走りに滑らかさが増した。2400㏄には大きな変更はないが、こちらも動力性能は十分だ。
 背の高いクルマながら、足腰が意外にしっかりしているのもアルファードの魅力。高速走行の安心感などもかなり高い。
 ハイブリッドも、出足はややおっとりなものの、巡航性能は十分。1500Wの発電能力で多彩な使い方が可能なのも魅力。

画像   画像   画像
メーカーオプションのHDDナビは、新たなサービス「G-BOOK ALPHA」に対応。ディスプレイは8インチだ   ボディの大きさからも想像できるように、室内は広大のひと言。シート表皮は一新されている   ツインムーンルーフはGエディションに標準。ほぼすべてのグレードでオプション装着可能だ
画像   画像   画像
フロントまわりのデザインは鋭角的となり、より存在感と走りの質を感じさせてくれる造形とされた   タイヤは3.0MS/2.4ASのみ、225サイズの17インチ。他のほとんどのグレードは205サイズで16インチとなる   「やや非力では……」と思いがちな2.4Lエンジンだが、実際に乗ってみるとそんな不安は吹き飛ぶだろう