試乗レポート
特選インプレッション
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SUZUKI ESCUDE スズキ:エスクード
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オン/オフ両用の本格SUV
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Text:石川 芳雄 Photo:iZM
LINE UP & PRICE (抜粋)
2.7XS(5AT) 252.0万円
2.0XG(4AT) 220.5万円
2.0XG(5MT) 210.0万円
2.0XE(5MT) 194.25万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード 2.7XS 4WD)
全長/全幅/全高(mm) 4,390/1,810/1,695
ホイールベース(mm) 2,640
車両重量(kg) 1,550
乗車定員 5名
ミッション 5速AT
エンジン 直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 1,995
最高出力(kW(ps)/rpm) 107(145)/6,000
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 193(19.7)/4,000
タイヤサイズ 225/65R17
お客様相談室
0120-40-2253
http://www.suzuki.co.jp/
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プロフィール
 軽快な小型SUVとしてスズキから登場したエスクード。いわゆるライト・クロカンの元祖となった一台だが、’97年に登場した2代目は大型化した上にスタイルも変わるなど方向性がブレている感もあった。
 しかし、今回登場した3代目はかなり「ふっ切れたクルマ」に大変身している。スタイリングは軽快だし、ボディ構造もフレーム式からモノコック構造に一新。それでいて駆動は縦置きエンジンの副変速付きフルタイム4駆と本格的だ。排気量は2700㏄(V6)と2000㏄(直4)の種類が設定される。

エクステリア&インテリア
 スズキはスイフト以降、急速にクルマ作りを変えているように感じられるが、そうした勢いの良さはこのエスクードにも強く出ている。ボディ背面に装着されたスペアタイヤや、厚みのあるフェンダーなどでSUVらしさを維持しながら、直線基調でシャープさを際立たせたスタイリングはなかなか魅力的だ。
 サイズは全長4390㎜×全幅1810㎜×全高1695㎜。幅に余裕を持たせたのは世界市場を考えてのことだろう。キャビンやラゲッジスペースは十分に広く機能的。インテリアの質感も満足のいく仕上がりだ。

ドライブフィール
 新型エスクードは走りの狙いも実にはっきりしている。オンロードでのハンドリングはキビキビと軽快。可変レシオのステアリングまで採用してクイックな味付けにしているのだ。これにともない、サスペンションもロールの少ない締まったものとしているため、ワインディングロードの身のこなしはかなりスポーティーになっている。
 荒れ地も走るSUVの場合は、もう少しソフトでサスストロークを生かした味付けにすることが多いのだが、まずは行動範囲の大半を占めるオンでの軽快さを大切にしているわけだ。
 それでいてオフ性能も捨ててはいない。センターデフ式のフルタイム4WDはロックも可能な上にローモードも備えている。しかも、2.7リッターモデルでは空転したタイヤにブレーキを掛けてトラクションを有効に伝えるような制御も行う。したがってオフロード性能も、並みの小型SUVをしのぐ実力だ。
 エンジンは、5速ATと組み合わされるV6の2700㏄がスムーズで、トルクにもゆとりがあり走りの質感が高い。直4の2000㏄は、性能的には実用十分だが、4速ATということもありややノイジーな印象が残った。

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機能美をも感じさせてくれるインテリアの造形は、高い質感も備える。カーウイングス対応ナビも選べる   シートは身体を包み込む形状。オフロードでのホールド性が感じられ、安心できるデザインだ   リヤシートはトランクスルー可能。背もたれを倒し、さらに座面ごと起こすことで、フラットなスペースが出現
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背面装着のスペアタイヤからもわかるように、リヤドアは横開き。開口部は大きく使いやすい   どことなく収まりの悪かった先代に比べ、新型はシャープなイメージを前面に打ち出すことに成功した   2.7Lエンジンは、速さよりも粘りとトルクが身上。5速ATとの組み合わせで走りはスムーズだ