試乗レポート
特選インプレッション
01:ミツビシ/ランサーエボリューション ワゴン
02:ニッサン/フーガ450GT

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NISSAN  FUGA 450GT ニッサン:フーガ 450GT
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超ヘビー級の高級スポーツサルーンが登場
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Text:編集部 Photo:iZM
LINE UP & PRICE (抜粋)
450GT スポーツパッケージ 567.0万円
450GT 554.4万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード 450GT スポーツパッケージ)
全長/全幅/全高(mm) 4,900/1,795/1,510
ホイールベース(mm) 2,900
車両重量(kg) 1,780
乗車定員 5名
ミッション 5M-ATx
エンジン 水冷V型8気筒DOHC
総排気量(cc) 4,494
最高出力(kW(ps)/rpm) 245(333)/6,400
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 455(46.0)/4,000
タイヤサイズ 245/40R19
お客様相談室
0120-315-232
http://www.nissan.co.jp/
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プロフィール
 昨年10月より登場したフーガの追加モデルとなる450GTが、満を持して登場となった。ご存じの通り北米市場では、フーガはインフィニティと言う名でラインアップされる。中でもインフィニティM45モデルが、今回導入された日本国内仕様のフーガ450GTとイコールだ。
 エクステリアを一見すると、350GTと変わりばえしない内容にも見える450GT。しかし、専用リヤバンパーが採用されエキゾーストフィニッシャーは2本出しから4本出しとなり、よりスポーティなリヤスタイルとなっている。
 一方のインテリアは、エアコンディショニング機能付きの本革シート、助手席パワーオットマン機構が標準装備となり豪華さは充実。加えて、450GT専用の本木目フィニッシャーが採用され、ピアノ調フィニッシャーとブラック内装の組み合わせが新たに設定されているのが特徴となる。
 そして、450GTの最大の注目点となるのは搭載されるパワーユニット。現時点では、シーマなどに搭載されているV8  4.5LエンジンのVK45DE NEOを採用。このユニットをフーガに搭載するにあたり、吸気系部品やバルブタイミングを変更し、レスポンスを向上。最高出力を333ps/6400rpm、最大トルクを46.0㎏m/4000rpmと従来モデルよりも遙かにパワーアップを実現している。ちなみに北米仕様の最高出力は335psとなるが、体感できるほどの差は感じられないものだ。
 今回試乗したのは、450GT スポーツパッケージ。従来モデルのラインアップに設定されている350GT スポーツパッケージと同様に、スポーツパッケージ専用サスペンションと19インチのアルミホイール、リヤアクティブステアが標準装備となっている。
 実際に乗り込んで走り出すと、その静かさに驚かされる。「高級サルーンなのだから」と言ってしまえば当たり前のことだが、ロードノイズはもちろんエンジン音も気になることなく、速度を上げた時のエキゾースト音もとても心地よい。というのも、350GTはワインディングなどで勾配のきつい上り坂になると、高回転のエンジン音が若干ではあるが気になるところがあった。V6  3.5Lを搭載しているというものの、1.7tのオーバー車重を感じてしまうあたりなど、いささか物足りなさを感じてしまうところでもあった。しかし、改良されハイパワーを与えられたVK45DE  NEOは、不快なノイズを発生させることもなく、そのハイパワーでワインディングロードをなんなくこなす。また、重量級のボディを軽快に走らせるパワーに加え、車速と操舵角に応じて後輪を操舵する、リアアクティブステアとの組み合わせも好感触であった。
 また、350GTでは、コーナリング時にどこか落ち着かないステアリングフィールが感じられた。しかし、450GTではV8エンジンが搭載されフロントの重量が増しているにも関わらず、そのバランスは良くシャープなステアリングフィールが楽しめる。もともとフーガは、V8エンジンを搭載する事を想定して開発されているのでその恩恵といえるだろう。もちろん350GTの完成度も高いものであるのだけれど、450GTはそれをさらに上回る熟成度がある。FR駆動の重量級サルーンでありながら、このトータルバランスの良さが450GTの特徴だ。
 今回の試乗では残念ながらワインディングのみとなったが、やはりハイパワーを体感できる高速走行も試乗してみたいと感じたモデルであった。


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新たに設けられたピアノ調フィニッシャーとブラックのインテリアの他にも、従来通りのメタル調フィニッシャーの組み合わせや、シルキーエクリュのカラーも用意されバリエーションも充実している

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シートショルダー部にあるスピーカーは、臨場感あるサウンドを楽しめるBOSSサラウンドシステムがオプション設定される。14のスピーカーと5.1ch音声システムで、フーガ専用の音場設計が施される

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専用設計された450GTのリヤバンパー。350GTと比べると、形状に大きな違いはないものの大型化されている。また4本出しとなったエキゾーストフィニッシャーとのバランスも良い

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新たに改良されたVK45DE NEO。マニュアルモードで走行した時の豪快さも面白いが、Dレンジで走行した時に、V8 4.5Lエンジンならではのトルクフルな特性が、とても扱いやすく感じられた