試乗レポート
特選インプレッション
01:ミツビシ/ランサーエボリューション ワゴン
02:ニッサン/フーガ450GT

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MITSUBISHI  LANCER EVOLUTION WAGON ミツビシ:
ランサーエボリューション ワゴン
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スポーツワゴンの新しいカタチ
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Text:編集部 Photo:iZM
LINE UP & PRICE (抜粋)
GT 346.5万円
GT-A 341.25万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード GT)
全長/全幅/全高(mm) 4,520/1,770/1,480
ホイールベース(mm) 2,625
車両重量(kg) 1,500
乗車定員 5名
ミッション 6速MT
エンジン 直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 1,997
最高出力(kW(ps)/rpm) 206(280)/6,500
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 392(40.0)/3,000
タイヤサイズ 235/45R17
お客様相談センター
0120-324-860
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
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プロフィール
 ランサーエボリューションには、WRCで培われたノウハウがフィードバックされ年々その熟成度を高め新しいモデルを登場させている。気づけば9世代目を向かえているのだが、その間にMCはないがINVECS-2 SPORT MODE 5ATを採用したGT-Aや、エボリューションVIIIMRなどがリリースされている。そして、今回登場したのがランサーエボリューションワゴンだ。エボリューションIX(セダン)をベースにランサーワゴンのボディサイドパネルやルーフパネルを用いて開発。もちろん、ワゴンという形状になるのでリヤ周りの補強は重点的に施され、大型リヤクロスメンバーを追加するほか、リヤフロアとホイールハウス、ボディサイドストラクチャーとの結合部の強化など軽量高剛性ワゴンボディを実現している。ラインアップには、6MTのGTとINVECS-2 SPORT MODE 5ATのGT-Aの2グレードが設定され、両グレード合わせて2,500台の限定モデルとなる。
 エクステリアは随所にエボリューションIXを彷彿させる共通の仕様となっている。アグレッシブなフロントマスクとブリスターフェンダーはロー&ワイドな従来のスポーツワゴンにはない独特なスタイリングだ。また、リヤブリスターフェンダーの背後にエアアウトレット形状のクォーターロアガーニッシュがあしらわれているのが特徴。GTとGT-Aの見た目の相違点となるライセンスプレート位置。エボリューションIXと同様にサイドに配置されているGTに対して、ATオイルクーラーを持つGT-Aは中央に配置されている。インテリアもエボリューションIXと共通のデザインであるが、エアコンアウトレットノブやドアハンドルがメッキ調のものとなり、上質感とセダンとの差別化が図られている。また、フロントシートにはアルカンターラと本革を組み合わせたレカロ社製のリクライニング機構付きのフルバケットシートが採用されるなど、スポーティにふさわしい装備となっている。エボリューションワゴンに搭載されるパワーユニットは、GTとGT-Aで異なる。6MTのGTには最新の4G63型MIVECインタークーラーターボエンジンを採用。これは、エボリューションIXGTと同様のユニットで最高出力280ps、最大トルク40㎏mを発揮する。対してINVECS-2 SPORT MODE 5ATのGT-Aはエボリューション7GT-Aと同様の4G63型インタークーラーターボエンジンとなるが、これは組み合わされるトランスミッションによる結果。どちらもレスポンスの良さは、セダンモデルで証明済みのものなので信頼度は高い。
 今回の試乗はミニサーキットでの全開走行となるはずが、不運にも台風の接近によりあいにくのウェットコンディション。しかしながら、その完成度の高さは体感するものがあった。例えば、今回の様なウェットコンディションでFR車ならリヤが横に滑り出す様なコーナリングの場面でも、前へ前へと進む感覚は4WDシステムを持つランエボならではのものでありフィーリング的にもセダンに劣らない良さが感じられた。ちなみに、フロントデフにはヘリカルLSD(GT-Aはノーマル)、センターデフにACD、リヤデフは機械式とセダンモデルの仕様を継承し、ブレンボ社製のブレーキを採用するなど走りに対してのモチベーションに応えてくれる魅力的な仕様だ。
 エボリューションワゴンは、従来のスポーツワゴンと呼ばれるモデルとは一線を画す新しいスタンスのモデルだといえる。


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セダンと同様のインテリアデザインは、随所にメッキ調の素材を使用し、落ち着いた雰囲気に仕上げられている。走りプラスアルファの落ち着いたキャビンは、ワゴンならではのものだ

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GT-AのINVECS-2 SPORT MODE 5ATのシフトレバー。ATのゲートを見せずにブーツで覆っているなど一見するとマニュアルシフトの様なデザインで仕上げられ、スポーティ感が強調されている

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フラットなラゲッジルームに、これまたレーシーなタワーバーが備わる。スペアタイヤが1セット収まる十分な容量が確保されているあたりなど、ワゴンならではの魅力のひとつだ

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GTに搭載のMIVEC化された4G63型。セダンに採用した際に、タービン内部の形状も改良されレスポンスを向上。低回転域での扱い易さと、高回転域まで気持ち良く吹け上がるユニットだ