試乗レポート
特選インプレッション
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TOYOTA PRIUS トヨタ:プリウス
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セレブ御用達カー、MCでさらに洗練
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Text:石川 芳雄 Photo:iZM
LINE UP & PRICE (抜粋)
G“ツーリングセレクションレザーパッケージ” 325.5万円
G 262.5万円
S“スタンダードパッケージ” 226.8万円
S 231.0万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード G“ツーリングセレクションレザーパッケージ”)
全長/全幅/全高(mm) 4,445/1,725/1,490
ホイールベース(mm) 2,700
乗車定員 5名
ミッション 電子制御式無段変速
エンジン 水冷直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 1,496
最高出力(kW(ps)/rpm) 57(77)/5,000
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 115(11.7)/4,200
タイヤサイズ 195/55R16
お客様相談センター
0800-700-7700
http://toyota.jp/
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プロフィール
 高回転でパワーの出るエンジンと、低速から強いトルクが得られる電気モーターを組み合わせ、高いエコ性能と低燃費を実現するのがハイブリッド車。トヨタのプリウスはその世界初の量産モデルである。
 現行の2代目プリウスは'03年デビューだが、今回ライバルのシビックHVのフルチェンジもあって初のマイナーチェンジと相成った。ただし変更点はさほど多くない。内外装の若干のリフレッシュと、静粛性や乗り心地の改良などが主なところ。ハイブリッドシステムも燃費に関わるような改良は行われていない。

エクステリア&インテリア
 外装では、グリルにクロームメッキが配され、ヘッドライトとリヤコンビランプが透明感の強いものに変わった程度。フロントフェンダーへのHYBRIDエンブレムの新設定や、4色の新ボディカラー追加といったニュースもあるが、カタチそのものは大きく変わってはいない。
 インテリアはインパネとドアトリムの表皮材が変わり独特のシボを持つソフトパッドになったほか、メーターの視認性アップ、シートの座り心地改良と本革&アルカンターラ(人工スウェード)のコンビシート採用などで使い勝手と質感を向上させた。

ドライブフィール
 プリウスに採用されるTHS-IIは、モーター・発電機・エンジンの3者を動力分割機構というプラネタリーギアを介して繋ぎあわせているのが最大の特長。シビックを始めとする他のハイブリッドはモーターをエンジンのクランクと同軸に置いて補助として使うが、プリウスはエンジンとは別にモーターだけを動力源とする走行も可能なのだ。
 走り出しはモーター駆動だから非常に静か。アクセルに力を込めると次いでエンジンが始動し両者協調による力強い加速に移る。こうした走りのフィーリングや燃費などは2代目プリウスの登場当初から大きくは変わっていない。実用燃費は市街地主体で一部高速が混ざったような状況で20㎞/L前後。性能的には十分満足のいく内容だ。
 したがって今回のMCではこれ以外の熟成が行われた。まずフットワーク。従来のパツパツとした固さが消えてどっしりとした欧州車風の乗り味に。高速の直進安定性はもうひとつだが、走りにしっかり感が増したのは魅力。さらに、ロードノイズや風切り音も遮音材やガラスの改良で少なくなった。これらにより走りの質感が向上したのが新型プリウスの最大の魅力だ。

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インパネ周辺やドアトリムなど、ソフトな素材が新採用されたインテリア。質感のアップとともに、衝突時の安全性も向上   新たに駐車区画線の自動認識機能が追加されたバックガイドモニターは、プリウスにはおなじみの装備である   座り心地が向上したシートは、新たに高級人工皮革のアルカンターラや、本革の表皮が新設定された
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今回のマイナーチェンジで、わずかに変更されたフロントマスク。グリルにはクロームメッキが配され、ヘッドライトの意匠を変更   リヤコンビネーションランプも今回デザイン変更された部分のひとつで、視認性の向上が図られた   ツーリングセレクションには、16インチタイヤを装備。専用サスペンションとの組み合わせで、スポーティな走りも可能