試乗レポート
特選インプレッション
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TOYOTA ESTIMA トヨタ:エスティマ
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3代目は快適性が大きく向上
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Text:石川 芳雄 Photo:YASU(編集部)
SPEC(グレード アエラス)
全長/全幅/全高(mm) 4,795×1,800×1,745
ホイールベース(mm) 2,950
乗車定員 7/8名
ミッション スーパーインテリジェント6速AT
エンジン V型6気筒DOHC
総排気量(cc) 3,456
最高出力(kW(ps)/rpm) 206(280)/6,200
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 344(35.1)/4,700
タイヤサイズ 215/55R17
LINE UP & PRICE(抜粋)
アエラス“Gパッケージ”(7人乗り) 367.5万円
G(7人乗り) 344.4万円
アエラス“Sパッケージ”(7人乗り) 306.6万円
X(8人乗り) 266.7万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
お客様相談センター
0800-700-7700
http://toyota.jp/
 

 キャビンの広さが命のミニバンは、どうしてもボクシーなスタイリングになりがち。そんな中、独自のワンモーションフォルムで根強い人気を呼んでいるのがエスティマである。
 今回発表された3代目は、成功作となった2世代目のイメージを踏襲しつつも、さらにモダンなスタイルと、数々の新装備を搭載。特にキャビン内の快適性向上に力が注がれている。
 直4とV6のエンジン設定は変わらないが、双方とも高出力化が図られ、特にV6は3.5Lとなり280psを得ている。
 3.5LV6から試乗したが、これはかなりパワフル。フラットトルクでATも6速に多段化されたため出足はスムーズにフワリと走り出す感じだが、その後の盛り上がり感は強烈。あっという間に10km/hの高速クルーズに移れる。ハンドリングはさほどシャープではなくどっしりとした乗り味。したがって高速走行時の安定感は素晴らしい。もちろんレーンチェンジやコーナリングでの身のこなしも確実だ。2.4Lも基本的な味は同じだし、動力性能にも不足はないが、エスティマらしい贅沢さはV6モデルに色濃い。

 ゆとり感でも他の追随を許さない
 新型エスティマのスリーサイズは全長4795mm×全幅1800mm×全高1730mm。先代との違いはさほど大きくはなく、全長は15mm、全幅は10mm拡大。しかし全高は40mm縮小された。新開発のプラットホームを採用し、フロアを20mm低床化したことにともなうローフォルムの実現だが、これに精悍なフロントマスクや、ピラー類をブラックアウトし、ルーフを浮かせたような演出が加わることで、スタイリッシュさがさらに極まったという印象だ。ミニバンは快適だけどカタチが箱っぽくて…と敬遠していた人には、かなり魅力的なニューモデルだろう。
 室内はホイールベースが50mm延長され各席の足下スペースがさらに余裕を増した。3人掛けの3列目席はラゲッジフロア下に反転して収納されるタイプ。2列目はセパレート式とベンチ式の2種類があり、これで7人/8人乗りが分かれる。7人乗り仕様は3列目を畳み、2列目を中央寄りに横移動させたのち、最後方までスライド可能で、オットマンに足を乗せた超リラックス姿勢を取れる。さらに3列目席の折畳みを電動化した仕様もあるなど、快適性の向上に関しては枚挙に暇がない。
7人乗りモデルで可能な「スーパーリラックスモード」は、ファーストクラス並のゆとりを体感することができる贅沢なアレンジ
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6:4分割式のサードシートは、手動式の他に電動式も選択可能。また床下収納スペースはゴルフバッグを横置きできる広さを確保した   V6 3.5Lエンジンには新開発の6 Super ECTが採用。直4 2.4Lエンジンにはマニュアル感覚が楽しめるSuper CVT-Iだ   ホイールはアエラス専用の17インチサイズ。サスペンション自体も一新され、操縦性・走行安定性はミニバントップクラス
 
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どのシートでも乗降性とアイポイントの良さを両立させるヒップポイント高を設定。ヘッドクリアランスもよく快適性は抜群だ