試乗レポート
特選インプレッション
01:レクサス/GS450h
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LEXUS GS450h レクサス:GS450h
 

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パワフルさとエコを両立したハイブリッドモデル
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Text:石川 芳雄 Photo:土屋 幸一
LINE UP & PRICE (抜粋)
GS450h“version L” 770.0万円
GS450h 680.0万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード GS450h 2WD)
全長/全幅/全高(mm) 4,830/1,820/1,425
ホイールベース(mm) 2,850
乗車定員 5名
ミッション 自動無段変速機
エンジン V型6気筒DOHC
総排気量(cc) 3,456
最高出力(kW(ps)/rpm) 218(296)/6,400
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 368(37.5)/4,800
タイヤサイズ 245/40R18
レクサスインフォメーションデスク
0800-500-5577
http://lexus.jp/
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 ついにレクサスにハイブリッドモデルが登場した。GSに追加された450hがそれだ。GS350と同じD-4Sガソリン直噴のV6エンジンに、200ps、28.0㎏-mの交流同期型モーターを組み合わせたこのモデルの出力算出値は345ps。つまりGSシリーズ最強/最上位モデルである。
 昨年8月に日本での展開が始まったレクサスは、世界のプレミアムカーと伍して闘うべくトヨタが新しく興した高級車ブランド。強力なライバルに対してトヨタが世界をリードするハイブリッド技術は戦略上も大きな意味を持つことになる。
 システムの考え方はプリウスと同じ。エンジン、モーター、ジェネレーターの3つをプラネタリーギアを使った動力分割機構で制御するシリーズ/パラレル式ハイブリッドだ。
 ただ、プリウスがFFなのに対しGS450hはFR。しかも圧倒的にパワフルなわけで、モーターを高回転型にして小型化し、2段変速のリダクション機構を新たに設けているのが技術面のハイライトである。
 345psというパワーは、従来なら4500㏄クラスの実力に匹敵。それでいて450hは14.2㎞/Lという良好な10・15モード燃費も実現した。これは既存のガソリンエンジンではまず実現不可能な数値。パワフルさとエコを両立したGS450hは、世界の高級車市場に衝撃を与えるはずだ。

ハイテク装備搭載で安全性能も向上
内外装は基本的にガソリンモデルのGS350/430と同じ。エクステリアではサイドシルに追加されたハイブリッドの文字だけが唯一の識別点だ。
 インテリアではタコメーターがシステムインジケーターに変わり、センターアームレスト前のスイッチパネルにパワー/ノーマル/スノーと3段階にハイブリッドの出力特性を切り替えるモードスイッチが加わっている。また、運転者の姿勢を監視するドライバーモニター付きプリクラッシュセーフティが装備されるバージョンLでは、ステアリングポスト上にモニターカメラの小箱が載せられた。このためメーターの視認性が少し低下しているのと、リヤシート後方にバッテリーを積む関係でトランクルームがかなり小さくなっているのが、ハイブリッドモデルの数少ない気になるポイントだろう。
 さてGS450hの走りだが、これはまったく素晴らしい。スタートを担当するモーターは回りだした瞬間から大トルクを発生するためレスポンスがいい。いったん走り出すと、単体でも十分パワフルな3500㏄V6エンジンと相まって強烈な加速感を味わわせてくれる。特に中間加速の鋭さと、切れ目なくモリモリと車速を乗せていく感覚は、ガソリンモデルにはない持ち味。テストのためややハイペースの走りをたっぷり楽しんだにもかかわらず10.8㎞/Lの良好な実用燃費を記録できたのにも感心させられた。


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ガソリンモデルでのタコメーターの代わりに、ハイブリッドシステムインジケーターを装備。「POWER」「ECO」「CHARGE」と色分けされており、走行状態によって指針が動く
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ステアリングポスト上には、プリクラッシュセーフティシステム用のモニターカメラを設置。ドライバーの顔の向きを検知し、正面を向いていない状態が続くとブザーなどで注意を促す   インパネ右側の開閉式スイッチボックスには、トランクやフューエルリッドのオープナー、ドアミラースイッチなどがまとめて設置される   2段変速式リダクション機構が用いられたミッションは、6速マニュアルモード付き。段付きのないスムーズな加速と、マニュアルライクなシフト操作が楽しめる

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インテリアは、基本的にガソリンモデルと同様。カラーバリエーションは、ブラック、ブラック&グレー、オーキッドブラウン&アイボリーの3色が用意される
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リヤシート後部にハイブリッドシステム用のバッテリーが設置されるため、トランクの容量は縮小されている。ハイブリッドモデルの、数少ない気になるポイントだ   万一タイヤがパンクしても、90㎞/h以下で最長160㎞の走行が可能なランフラットタイヤを標準装備。アルミホイールは、専用デザインの18インチを装着する   テールランプは、ガソリンモデルと同じデザイン。LEDストップランプを採用し、優れた視認性と、レクサスブランドに相応しいプレミアム感を演出している