試乗レポート
特選インプレッション
01:アルファロメオ/アルファブレラ
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ALFAROMEO ALFABRERA アルファロメオ:アルファブレラ
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耳と身体で味わえる卓越した運動性能
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Text:石川 芳雄 Photo:土屋 幸一
LINE UP & PRICE (抜粋)
アルファブレラ Sky Window 3.2 JTS Q4 584.0万円
アルファブレラ Sky Window 2.2 JTS 463.0万円
アルファブレラ 2.2 JTS 436.0万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード Sky Window 2.2 JTS)
全長/全幅/全高(mm) 4,415/1,830/1,365
ホイールベース(mm) 2,530
乗車定員 4名
ミッション 6速MT
エンジン 直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 2,198
最高出力(kW(ps)/rpm) 136(185)/6,500
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 230(23.4)/4,500
タイヤサイズ 225/50R17
フィアットオートジャパン
0120-779-159
http://www.alfaromeo-jp.com/
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 ブレラはアルファGTVの後継となるスポーツクーペ。新型のミドルセダンである159のプラットホームを下地に作り出された、最も新しい世代のアルファロメオである。
 ブレラに搭載されるエンジンは2200㏄の直噴4気筒と、3200㏄V6の2種類。双方ともガソリン直噴のJTSだ。駆動方式は2.2がFFで、3.2はQ4と呼ばれる4WD専用。グレード展開は2.2/3.2両方にルーフが全面ガラス張りとなるスカイウインドが設定され、2.2のみ通常の金属ルーフも用意される3種構成だ。ちなみにミッションは全車6速MTのみで、ステアリング位置も今のところ左しか用意されていない。
 新世代のアルファロメオの特長は乗り心地が良くなったこと。ブレラも例外ではなく、足まわりはしなやかさを増しているし、路面から入ってくるロードノイズや突き上げも格段に穏やかになった。そのせいか官能的なエンジンサウンドもややトーンを下げているが、滑らかで伸びの良いパワーフィールは健在で、相変わらず走らせる喜びは大きい。
 ボディ剛性もかなり高く、サスストロークも増したことでハンドリングはクイックさを維持しながら素直さを増した。3.2は前後不等&可変トルク配分の4WDのお陰でコントロール性に優れ、パワーも十分。2.2も軽快で奥深い走りが楽しめる。

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フロントには、ヘッドレスト一体型のスポーツシートを採用。リヤシートのスペースは狭く、完全な2+2といえる。インテリアカラーとマテリアルが各3種類づつ用意されており、計9種類のインテリアバリエーションを誇る   大型ガラス張りサンルーフ「スカイウインド」は、インテリアに明るさを取り込み、高い開放感を演出。電動サンシェードも装備しているため、クローズ状態にすることも可能   搭載されるエンジンは2種類。185psを発揮する2.2・直4ユニットは、軽快なレスポンスが魅力。一方3.2・V6ユニットは、現在ラインアップされているアルファロメオのなかで最もパワフルな260psを発揮する


タイトなインテリアはスポーツモデルならでは
画像  バンパー形状を別にすれば、顔つきはセダンの159とほぼ同じ。しかしホイールベースを175mm縮小するなど、マスク以外はまったくブレラ独自で、滑らかなルーフラインや、丸みを帯びたテールエンドと5角形のリヤウインドーなどに新しいクーペデザインの提案が見て取れる。
 強く絞り込まれたキャビンにスカイウインドーの組み合わせで軽快感を表現する一方、足下は1830mmのワイドスパンに大径ホイールの組み合わせで凛とした安定感を表現。全体を覆う滑らかなラインと相まって、まるでコンセプトカーが街を走り出したかのような驚きがブレラにはある。ちなみにスタイリングを担当したのは、かのジウジアーロだ。
 この種のクーペは個性が命とばかりに、本国と同じ10色のヴィヴィッドなボディカラーを用意している。内装も素材/カラーとも豊富で選ぶ楽しみも大きいクルマだ。
 室内は完全な2+2。リヤシートは足下/ヘッドクリアランスとも不足気味で大人4人の実用は厳しい。リヤゲートを介してアクセスするラゲッジルームも通常300L、左右7:3の分割可倒シートを畳むと610Lと「そこそこ」のレベルだ。
 コクピットは159と同じだが、アルミパネルに包まれるタイト感はクーペのブレラにこそ相応しく、スポーツカーらしさを存分に堪能できる。