試乗レポート
特選インプレッション
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SUBARU STELLA スバル:ステラ
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楽しい関係空間は使い勝手もよし
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Text:石川 芳雄 Photo:土屋 幸一
LINE UP & PRICE (抜粋)
RS(2WD) 139.65万円
R(4WD) 130.62万円
LX(2WD) 110.775万円
L(4WD) 109.62万円
※価格はメーカー希望小売価格(税込み)です
SPEC(グレード カスタムRS 2WD)
全長/全幅/全高(mm) 3,395/1,475/1,645
ホイールベース(mm) 2,360
乗車定員 4名
ミッション i-CVT
エンジン 直列4気筒DOHC
スーパーチャージャー
総排気量(cc) 658
最高出力(kW(ps)/rpm) 47(64)/6,000
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 93(9.5)/4,000
タイヤサイズ 155/65R14
スバルコール
0120-052215
http://www.subaru.co.jp/

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 R1/R2など軽自動車の世界に独自のパーソナルモデルを展開していたスバルだが、正直これらの売れ行きは伸び悩み。そこで激戦区のハイトワゴン市場に本格参入するために新開発されたのがステラだ。スバルにはすでにプレオというワゴンがあるが、これは背の高さが1550㎜のセミトールボディ。ステラは全高1640㎜の正調ハイトワゴンなのが最大の特長だ。
 メカはスバルお得意の4気筒エンジン+CVT。自然吸気とスーパーチャージャーがあるが、前者は低回転でのトルクが細く積極的に回してやる必要がある。4000〜6000回転あたりを保ってやるとCVT独得の滑らかな加速が楽しめるが、スタート直後の出足は大人しい。また高回転まで引っ張るとエンジン/駆動系ともにぎやかで少々辛そうだ。その点スーパーチャージャーは余裕。4気筒の静粛性や滑らかさも堪能できる。
 足まわりはかなりソフト。特に標準車のLXは明確に柔らかい。4輪独立サスのため粘り腰だが、スポーティなカスタム系も含め、もう少しシャキッとした乗り味にした方がスバルらしいと思う。

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カスタムシリーズのインテリアは、ブラックを採用。ダッシュボード周辺にはシルバーの加飾があしらわれ、スポーティさを演出   2種類の高効率エンジンには、新開発のi-CVTが組み合わされるが、カスタムRSのみスポーツモードが装備される   標準モデルと違い、カスタムシリーズのフロントマスクは精悍な雰囲気。同様に、リヤコンビランプも専用のクリアタイプとなる
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カスタムRSに搭載されるスーパーチャージャー付き直4ユニットは、自主規制いっぱいの最高出力64psを発揮する        


優れたユーティリティ機能をもつ居住スペース

画像 背の高さに居住空間の広さを求めるのがハイトワゴンの大命題。ステラもその方程式に忠実で、アップライトな乗車姿勢を取らせながら、なおかつ頭上空間に余裕があるなど使いやすいキャビンを実現していた。
 しかし、後発の背高ワゴンとしてはあまり大きなアドバンテージは感じない。前席はインパネシフトの張り出しが大きく足元の広々感がもうひとつだし、後席も200㎜のロングスライドを最後方にセットしても足元空間は「並み」という感じだった。
 シートアレンジは、LX以上に後席の左右独立スライドと、フォールダウン(背もたれを倒すと座面も沈み込む)式の折り畳み機構が備わっている。また、全車に助手席シートバックの水平前倒しが可能となるユーティリティパッケージも用意されており、これを生かして右後席だけ最前位置にセットし、そこにチャイルドシートを装着すれば、子供との距離を近くできるスキンシップモードなども楽しめるように考えられている。
 このようにアレンジは多才だし、操作性もワンタッチで軽快。それに、前席背面にはアシストグリップを装備して、乗降性の向上が図られているし、後席背面にはベビーカーを固定するフック&テザーを装備するなどキメ細かい配慮も感じる。つまり全体にはソツのない作りなのだ。ただ、この時期に出てきたハイトワゴンとしてはパッケ−ジングに新しいところは少なく、デザインも中庸なのが少々残念に感じられた。ただし、「ウェルカムランプ」と呼ばれる照明機能はアイデアもの。Aピラーに設けられたブルーLEDのエントランスランプは、乗る人を華やかに出迎えてくれるほか、斜め後方から接近する自転車などにドアの開放を知らせる効果もある。