試乗レポート
特選インプレッション
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SUZUKI SWIFT トヨタ/ノア・ヴォクシー
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ライバルたちを置き去りにするハイクオリティ

Text:西沢 ひろみ Photo:井上 誠
スペック:ヴォクシーZS(2WD)/245.7万円
全長/全幅/全高(mm) 4,640×1,720×1,850
ホイールベース(mm) 2,825
乗車定員 8名
ミッション CVT
エンジン 直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 1,986
最高出力(kW(ps)/rpm) 116(158)/6,200
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 196(20.0)/4,400
タイヤサイズ 205/60R16
お客様相談センター
0800-700-7700
http://toyota.jp


 ステップワゴン、セレナとともにミニバンNo1を争うノア・ヴォクシーは、先代のモデルライフを通して合計月販1万台をコンスタントにこなすトヨタのトップセールスモデル。ゆるぎない頂点の座を求めて、6月にフルモデルチェンジを受けた。

 最大の注目ポイントは、超簡単操作のシートアレンジだ。レバーを引くだけで折り畳みから跳ね上げまでが可能な、世界初のサードシートはとにかく楽チン。ワンタッチ式タンブルセカンドシートも含め、ライバル車に秀でた使いやすさが光っていた。楽な姿勢で乳幼児の乗せ降ろしができる、チャイルドケアモード付のロングスライドマルチ回転シートも見逃せない。2列シート仕様は、アイデアを駆使した荷室のアレンジメントが魅力だ。

 バルブマチックが新採用されたエアロボディは、確かに市街地では何の不満も感じなかった。けれどもアップダウンのある観光地では、加速の軽快感が損なわれた気がする。燃費や排出ガスなど、環境に力を注いだ代償と思われる。5ナンバー用の3ZR-FE型は、燃費や最高出力は劣るものの、気持ちのいい加速フィールが味わえる。走りを重視するならこちらがオススメだ。

 初採用のCVT-iは、車重の重さが影響しているのか、他のトヨタ車に比べるとエンジン回転が一定するストレスを伴ったのが残念だった。

 あらゆる場面で安定感を披露する走行フィールは、ハンドリングも素直で扱いやすい。強いて言えば、ジワッと粘る5ナンバーボディのコントローラブルさに比べると、1インチアップのタイヤを履くエアロボディは挙動変化が多少わかりづらい。

 車載通信機DCMを使う「G-BOOK mX Pro」始め、後席確認ミラーや左右が跳ね上げられるラゲッジボックスの蓋など、新機能&親切装備も充実。ライバル車を完全に抜き出た仕上がりだった。
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こちらはノア。最上部の写真と同じ、エアロパーツを装着するSiだが、フロントマスクの印象は少々異なる。新開発のバルブマチック付き3ZRユニットは、全域でバルブタイミングとリフト量を最適化することにより、余裕の走りと優れた燃費性能を両立している
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