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試乗レポート:特選インプレッション
トヨタ/イスト
2代目はよりワイドになりSUVテイストに変身!
Text:西沢 ひろみ Photo:井上 誠
スペック:180G/189万円
全長/全幅/全高(mm)
3,930×1,725×1,525
ホイールベース(mm)
2,460
乗車定員
5名
ミッション
4速AT
エンジン
直列4気筒DOHC
総排気量(cc)
1,797㏄
最高出力(kW(ps)/rpm)
97(132)/6,000
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm)
172(17.5)/4,400
タイヤサイズ
195/60R16
トヨタ
お客様相談センター 70800-700-7700
http://toyota.jp
プレミアムコンパクトからクロスオーバーSUVに生まれ変わり、先代以上に個性を主張する2代目イスト。16インチ大径タイヤを履き、凹凸を強調した面構成のスタイルは、欧州で流行しつつある大きさ感をアピールしたデザインだ。
新搭載となるカローラシリーズと共通の1.8�エンジンは、基本的には燃費を重んじた環境仕様。けれども4速ATを採用するおかげで、CVTでは得られないエンジン回転と速度がリニアに直結する加速フィールが味わえる。軽快感は薄いけれど、気持ちのいい吹き上がり感と運転のしやすさ、静粛性の高さが実感できた。
走行フィールは、乗り心地の良さを優先しながら、全長を抑えた恩恵でキビキビ感も味わえる。トヨタらしい、不満のない優等生派の仕上がりだ。けれども、クロスオーバーSUVらしさが得られないのは残念な気がする。もっと力強い走りにつながる、踏ん張り感や操縦感を加味して欲しかった。
ミッションがCVTとなる1.5�は、実用派のコンパクトカーなら十分と言える性能。ただ1.8�モデルと同じように、個性という点ではいま一歩だった。
全長こそ4m未満だが、1725㎜の全幅を持ち3ナンバー化を図ったパッケージングは、従来型に比べて室内はグンと広くなっている。特に前後左右に足元スペースが30㎜拡大された後席は、余裕の居住空間が確保されていた。幅で60㎜、奥行きで50㎜、高さで60㎜広がったラゲッジの十分な容量と使い勝手のよさも見逃せない。
自慢のレーダーをイメージしたコンセントリックメーターは、想像するほど違和感ではないが見やすい印象は受けなかった。
好き嫌いはあるだろうが、独創のデザインがイストの最大のウリ。その一方で走りは実用的な味なので安心して選べる1台だ。
立体感を際立たせたフローティングセンタークラスターや、レーダーをイメージしたコンセントリックメーターなど、個性的なデザインとなっているインテリア。3ナンバー化されたことで、ラゲッジを含む室内空間は、いっそう広々とした