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ホーム 読み物・特集 巻頭特集:100万円で狙う300万円クラス中古車21
セダンカテゴリーといえば、もはや高級車以外は売れないといった感があり、300万円クラス以上の車種も多く、選択肢も広い。全般的な購入注意点といえば、装備品によっては壊れた時に想像以上の出費を迫られることだ。低年式・多走行車を選ぶ場合は特に注意したい項目のひとつだ
先代クラウン・マークⅡはギリギリ
トヨタブランドの高級セダンは中古車相場がやや高めだ。先代でもクラウン・マークⅡといったところは、ギリギリ100万円で狙えるプライスだ。丁寧に乗られたクルマも多いのでじっくり探そう

平成11年デビュー。中古車価格70万円〜 デビュー年度の平成12年式で
予算ギリギリ

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TOYOTA CELSIOR
[先代]  トヨタ/セルシオ

●新車価格帯 510〜670万円
●ボディサイズ 4995×1830×1435㎜

中古車価格帯 80〜390 万円
中古車の流通数
100万円以下 約1割
世界最高水準のラグジャリー・セダン
 北米市場でも成功を収めた初代モデルのコンセプトを受けつぎながら、よりラグジャリー性を高めた正常進化モデル。ホイールベースやキャビンのサイズを拡大し居住性を向上させるとともに、「アイドリング時にはエンジンがかかっているかどうかわからない」とまで言われたアルミ合金製の4LV8エンジンと、空力性能を考慮し振動を極力抑えた軽量シャーシを採用することで、比類のない静粛性を実現していた。同時に衝突安全性も高められており、世界レベルの高級セダンと呼ぶにふさわしい仕上がりを誇った。’97年のマイチェンで、デザインを大幅に変更すると同時に、最高出力が265PSから280PSに引き上げられている。
セルシオ自体の流通量がかなり多いので、平成9年のマイナーチェンジ以前のモデルなら、この予算内でもなんとか見付けることが可能だ。ヨーロッパ風の硬めの足まわりが好みなら、平成8年に追加された「eRバージョン」がオススメなのだが、残念ながら今回の条件で狙い撃ちするのはやや難しいかもしれない。

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TOYOTA WINDOM
[先代]  トヨタ/ウィンダム

●新車価格帯 270〜370万円
●ボディサイズ 4845×1790×1395㎜

中古車価格帯 30〜200 万円
中古車の流通数
100万円以下 約6割
高級感あふれるインテリアが魅力
 カムリをベースにしたFFアッパーミドルセダンで、北米では「レクサスES300」として販売されていた。エクステリアは先代モデルのイメージを色濃く残したクセのないデザインで、年齢を問わず誰にでも受け入れやすいもの。もちろん、ボディサイズを若干拡大し居住性を高めると同時に、元々定評のあった乗り心地と静粛性をさらに向上させるなど、性能面は大幅にアップしている。また、インテリアの質感の高さも大きな特徴で、ブラック/セイブル/アイボリーというシックなカラーを採用し、落ち着いた高級感を演出していた。中でも本革仕様は素晴らしく、クラス随一と言える仕上がりだった。エンジンは2.5Lと3LのV6を搭載していた。
今回の特集の趣旨で選ぶと、ターゲットはベーシックな「2.5X」以外ということになる。年式的には平成10年式以前のモデルになるのだが、せっかくなら革巻きステアリングを装備した「2.5G」か「3.0X」を選んでほしい。もし、後者でオプションの本革シートを装着した程度のいい物件が見付かったら、迷わず買いだ。

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NISSAN CEDRIC/GROLIA
[絶版]  ニッサン/セドリック・グロリア

●新車価格帯 299.9〜555万円
●ボディサイズ 4865×1770×1450㎜

中古車価格帯 70〜360 万円
中古車の流通数
100万円以下 約1割
大胆なデザインを採用したラストモデル
 セドリック/グロリアの最終モデル“Y34型”。先代までの伝統だったボクシーなデザインに別れを告げ、大胆で個性的なスタイリングを採用している。また、従来のブロアム系をセドリックに、グランツーリスモ系をグロリアに集約し、各ブランドの差別化を図ったことも大きなポイント。このことはフロントグリルのデザインにもっともよく表れており、グロリアが力強い横バーなのに対して、セドリックではメッキを施した繊細なものを採用している。基本となるFRモデルに搭載されたエンジンはすべてV6で、210PSの2.5L、240PSの3L、280PSの同ターボの3タイプ。4WDモデルには260PSの2.5L直6ターボが採用されていた。
年式がまだ新しく人気のある車種なので、デビューの2年後にあたる平成13年式までの初期モデルが対象。クルマ全体の流通量は多いのだが、100万円以下で探すとなると、じっくり腰を据える必要があるだろう。この価格帯ではセドリック/グロリアともに、2.5Lと3RのNAモデルがほとんどを占めている。

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NISSAN CIMA
[先代]  ニッサン/シーマ

●新車価格帯 426〜660万円
●ボディサイズ 4970×1820×1445㎜

中古車価格帯 50〜300 万円
中古車の流通数
100万円以下 約2割
ラグジャリーとスポーツ志向の2本立て
 フォーマル感あふれる優雅なスタイリングが印象的な三代目シーマ。後席の居住性を重視したこともあって、車格が大幅にアップしたのが特徴で、デビュー時に併売されていた「インフィニティQ45」を凌ぐサイズとなっていた(海外では2代目の「Q45」として発売された)。モデル構成は、ラグジャリーな「リミテッド」系と、スポーティ色を強めた「グランドツーリング」系の2種類に分けられており、丸目4灯を強調したヘッドライトと黒系のインテリアを採用した後者は、初代の強烈な走りのイメージを復活させたモデルだった。エンジンは4.1LV8と3LV6ターボの2タイプで、4.1L搭載車には、FRのほか4WDも設定されていた。
最低でも400万円を超える新車価格の割に、中古車の価格がこなれているのが特徴なのだが、さすがに100万円以下の流通数はあまり多いとは言えない。搭載エンジンで見ると、やはり4.1LのNAが多数派のようだ。本革シートやナビを装着した車両も少なくないので、こういった車両を探すといいだろう。

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HONDA LEGEND
[先代]  ホンダ/レジェンド

●新車価格帯 338〜443.1万円
●ボディサイズ 4995×1820×1435㎜

中古車価格帯 40〜360 万円
中古車の流通数
100万円以下 約3割
シャープな運動性と優れた静粛性を両立
 ホンダのお家芸とも言える四輪ダブルウィッシュボーンの足まわりを採用し、キビキビした小気味よいハンドリングが味わえるFF高級セダン。搭載されるエンジンは、従来の3.2Lをロングストローク化した3.5LV6で、このエンジンをフロントミッドシップにレイアウトしたことも運動性能の向上に一役買っている。また、風切り音を抑えるボディ形状を採用するなど、静粛性を非常に重視していることも大きな特徴となっており、特に走行中の静かさは、このクルマの最大の魅力と言ってもいいだろう。グレード構成は、スタンダードモデルとスポーツサスを装備した「ユーロ」の2タイプで、それぞれに豪華版の「エクスクルーシブ」が設定。
持ち味である車室内の静かさをより満喫するためにも、楠の木目パネルや2人分のドライビングポジションがメモリーできるフロントパワーシートといった豪華なインテリアを装備した「エクスクルーシブ」を狙ってほしい。100万円以下という今回の予算内でも、程度のいい物件が十分に見つけられるはずだ。

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MAZDA MILLENIA/EUNOS800
[絶版]  マツダ/ミレーニア・ユーノス800

●新車価格帯 235〜386万円
●ボディサイズ 4870×1770×1395㎜

中古車価格帯 20〜180 万円
中古車の流通数
100万円以下 約7割
ロングライフを全うしたユーノスの旗艦
 ’93年にユーノスブランドのフラッグシップとしてデビューしたFFパーソナルセダン。販売系列の変更に伴って、’97年に車名が「ユーノス800」から「ミレーニア」に変更された。ダイナミックで伸びやかなスタイリングは、今見ても十分に魅力的だ。’00年には内外装ともに改良が施され、マツダ車共通の五角形グリルと大型ヘッドランプを与えられたほか、ボディの補強や足まわりのジオメトリー変更など、性能面も大幅に引き上げられた。デビュー時には、スーパーチャージャーで通常の1.5倍の吸気を行うというユニークな構造の2.3Lミラーサイクルエンジンを採用していたが後に消滅。2Lと2.5LのV6という展開となった。
「ユーノス800」時代の物件なら、ほぼ100%予算内でお釣りが来るのだが、信頼性などを考えると、「ミレーニア」になってからの車両を選ぶのがオススメ。平成12年のビッグマイナーチェンジ以前の物件であれば、十分に購入できるはずだ。ただし全体の流通数が少ないので、じっくり探す必要はある。