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ホーム 読み物・特集 巻頭特集:中古車購入 お店選びの5ヵ条
「展示車両を知る」ということは、ボディの凹みやシートの焼け焦げといった前オーナーの痕跡を探すことが一般的だが、目に見えない車両のコンディションや整備状況などを知る手段は意外なほど少ない。試乗のチャンスがあれば利用した方がベターだが、なにより担当者との話の中で、具体的な車両状態をつかんでいくよう心がけたい
中古車はどこから仕入れるの?
 中古車が販売店の店頭に並ぶルートは4つ。買い替えなどの下取り、中古車オークション、業者間売買(業販)、買い取り部門による直接仕入れだ。ディーラーなどでは下取り比率が高く、専業店では中古車オークションで仕入れる比率が高いというのが一般的な傾向だが、最近ではディーラー、専業店とも買い取り部門に力を入れている。
 買う側としては、現在どういうコンディションにあるのかを一番知りたいわけだが、基本的なチェックはプライスボードや車検証、整備手帳となる。

車歴の基本事項は車検証と整備手帳を見ることだ

仕入れの傾向でわかる販売店の方向性
 注意深くお店の店頭に置いてある中古車を見ていくと、そのお店が何を売りたいのか、販売の中心に据えているのかだいたいわかるようになる。程度のよい高品質な車を売りたいのか、あるいは低年式の格安車を売りたいのかといったことだ。もちろん数台の例外はあるにせよ、並ぶ車を見ればおおよその見当はつくはずだ。バラバラと闇雲に仕入れずに、ポリシーのある品揃えで「うちはこれを売ります」と展示車両で言っているような店、それは仕入れに強く、一本筋の通った経営方針のある店だ。

修復歴車を中心に扱う店なら、高度な技術とリーズナブルな価格、そして情報開示がセットされれば、専門店としての価値がある

プライスボードは確認のみ「見積もり」が大事だ
 プライスボードを読めば、そのクルマの基本的な情報がわかるようになっているので、購入の手がかりにはなる。ところが実際は見積もりを取らなければ、税込み総額はわからないのが現実。これは諸経費や税金、保険、ローンなどの各要件で個人差が生じるためだ。気になった車があった場合は、臆せず見積もりを取るのが鉄則。見積もりがなければ検討にも入れない。
自動車公正取引協議会加盟店では、プライスボードに記載すべき内容が定められているため、ボードのデザインは違っていても内容に関しては統一されている