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ホーム 読み物・特集 巻頭特集:オンリー ザ・スカイライン

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 先々代で大型化されたボディは、先代で再びダウンサイジングとなった。全幅は同サイズ(クーペは+5mm)ながら、全長はクーペが60mm、セダンは15mmも縮小。それにともない、ホイールベースは55mmも短縮された。大きくなりすぎた先々代の反省から、より走行性能の向上を目指したパッケージングとなったのである。スタイリングは丸みを帯びたデザインの先々代に対し、先代はところどころにエッジを利かしたデザインが特徴。
 さらにクーペにはサーフィンラインが復活し、往年のスカイラインを彷彿させるものとなった。フロントマスクには、特徴的なデザインの異形4灯ヘッドライトが採用され、存在感を演出。ターボモデルのフロントバンパー左側面には、インタークーラーのアウトレットダクトも設けられる。ただし現行のように、クーペとセダンでマスクの違いはなく、全くの同一デザインとなっている。しかしテールランプの形状は当然異なり、クーペが丸型レンズの内側にウインカーを装備し、バックランプをバンパーに内蔵しているデザインなのに対し、セダンでは丸型レンズの下側にウインカー及びバックランプを並べて配置するデザインとなっている。
栄光のGTバッジはスカイラインの証

クーペとセダンでフロントマスクが同一デザインなのに対し、差別化が図られているリヤビュー。ただし両車とも伝統の丸型テールランプが採用され、スカイラインらしさを強調している。一方、フロントマスクで最も特徴的なのが、マルチリフレクタータイプの異型4灯ヘッドライトだろう。上級グレードのロービームにはキセノンヘッドランプを採用し、夜間走行や雨天時の視界を確実にしてくれるアイテムだ。ターボモデルには、225/45ZR17サイズのタイヤと6本スポークアルミホイールが組合される。前期モデルではシルバー塗装であったが、後期モデルではガンメタ塗装となる。

 組み合わされるミッションは、5速MTもしくは4速AT。ターボ及び4WDのMTは、1速から3速までダブルコーンシンクロを採用して操作力を軽減。2.5LFRモデルの4速ATには、マニュアルモードを備えたデュアルマチックM-ATxを採用。シフトレバーでのシフトアップ/ダウンのほか、ステアリングに装備されたスイッチでのシフト操作が可能というもので、ATのイージードライブ性とマニュアル感覚の走りを両立。

シリーズ最後の直6エンジン搭載
 先々代よりコンパクトになったボディには、伝統の直6エンジンが搭載される。7代目から仕様変更を繰り返しながら搭載され続けてきたRB型エンジンは、2.0Lもしくは2.5LのNA、2.5Lターボの3種類をラインアップ。トップグレードの25GTターボに搭載されるRB25DETユニットは、直6特有のスムーズな伸びとターボの爆発的なパワー感が両立された魅力的なユニットで、最高出力280ps、最大トルク35.0kg-m(MT車・MC後は37.0kg-m)を発揮する。しかし、2代目から絶え間なく搭載され続けてきた直6エンジンは、この先代が最後。現行型でV6エンジンへとスイッチされた。
スカイライン 25GTターボ *( )はセダン25GTターボ
全長×全幅×全高 4580×1725×1340mm
(4705×1720×1375mm)
ホイールベース 2665mm
トレッド 前:1480mm
  後:1470mm
車両重量 1410kg(1430kg)
ミッション 5速MT
エンジン型式 RB25DET
総排気量 2498cc
最高出力 206kw(280ps)/6400rpm
最大トルク 343.2Nm(35.0kg-m)/3200rpm
サスペンション 前:マルチリンク
  後:マルチリンク
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
  後:ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ 前:225/45ZR17
  後:225/45ZR17
新車価格 289.8万円(286.1万円)
*平成10年5月当時・ともに消費税別