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ホーム 読み物・特集 巻頭特集:オンリー ザ・スカイライン

Text:K-max(編集部) Photo:YASU(編集部)
半世紀の歴史を誇るロングセラー
 約50年の歴史を誇り、正真正銘のロングセラーといえるスカイライン。初代がデビューしたのは、昭和32年のことだ。まだプリンスは独立したメーカーで、「プリンス スカイライン」としてデビュー。直4の1.5Lユニットを搭載し、高性能高級セダンという位置のモデルだった。昭和41年には、プリンスとニッサンが合併。合併後に新たに登場したのが3代目である。デビュー当初はセダンのみラインアップされていたが、2年後には2ドアクーペも追加。現在でも“旧車”として、熱烈なファンが多いモデルだ。その後もモデルチェンジを繰り返し、現在でも街で見かけることもある8代目が平成元年にデビュー。扱いやすいボディサイズと優れた走行性能により、多くのユーザーを獲得。5ナンバーサイズ最後のスカイラインとなったのも、この8代目である。平成5年には、9代目となる先々代がデビュー。居住空間拡大のためボディは3ナンバーサイズへ大型化され、エンジンも2.5Lを搭載。しかしユーザーからは不評の声も多く、販売的には成功と言い切れないモデルとなった。続く先代がデビューしたのは平成10年。ボディサイズは再び小型化されてポテンシャルも確実に向上したが、3年4ヵ月という短いモデルライフで平成13年に現行へスイッチした。さらに約1年半後の平成15年には、クーペもラインアップに加わった。それまでのスカイラインはスポーティな印象が強かったが、プレミアム性を強めたモデルとして生まれ変わったのだ。
ヒストリー
1957年 4月 初代デビュ
1963年 9月 2代目デビュー(S50型)
1968年 8月 3代目デビュー(C10型)
1972年 9月 4代目デビュー(C110型)
1977年 8月 5代目デビュー(C210型)
1981年 8月 6代目デビュー(R30型)
1985年 5月 7代目デビュー(R31型)
1986年 1月 7代目ワゴンデビュー
  5月 7代目クーペデビュー
1989年 5月 8代目デビュー(R32型)
  8月 R32型GT-Rデビュー
1991年 8月 MC
1993年 8月 9代目デビュー(R33型)
1995年 1月 R33型GT-Rデビュー
1996年 1月 MC
1998年 5月 10代目デビュー(R34型)
1999年 1月 R34型GT-Rデビュー
2000年 8月 MC
2001年 6月 11代目デビュー(V35型)
2003年 1月 11代目クーペデビュー
セダン一部改良
2004年 11月 セダンMC
クーペ一部改良
2005年 11月 クーペMC
セダン一部改良
レースで勝つために生まれたスポーツモデル
 スカイラインを語るうえで、欠かせない存在となるのがGT-R。そのGT-Rが初めてラインアップに加わったのは、“箱スカ”の愛称で親しまれる3代目からである。4ドアセダンのボディにセミレーシングユニットを搭載し、「羊の皮を被った狼」と形容されたのはあまりにも有名。その後4代目にもラインアップされたが、オイルショックの影響もあり、わずかな台数が世間に出回っただけとなった。約16年間の沈黙の後、GT-Rが復活を遂げたのは、8代目でのこと。直6ツインターボとフルタイム4WDの組み合わせで、驚異的なパフォーマンスを発揮。この最強メカニズムのカップリングは、GT-Rでは最終型となる先代R34型まで継続して採用された。そして去年の東京モーターショーでは、2007年デビューといわれている次期GT-Rのコンセプトモデルが登場。詳細は明らかにされていないが、スカイラインのネーミングが外れて“ニッサンGT-R”になるという噂もある。しかし“GT-R”の称号が与えられるだけに、期待に違わないパフォーマンスを発揮するに違いない。