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ホーム 読み物・特集 巻頭特集:人気ミニバン徹底研究:ステップワゴン



 先代よりダウンサイジングされた現行モデルだが、インテリアの広さは同等。室内幅は先代より55mm縮小されたが、室内長は同寸。室内高に関しても、全高が低くなった分フロアも60mm低床化されたため、同寸の1350mmを確保。さらに、シートバック形状を工夫することで、2列目と3列目のレッグスペースを合わせて30mm拡大。ボディサイズを縮小しながらも、先代以上の快適性を実現している。また、フルフラットや対座モードなど、豊富なシートアレンジも従来モデルと同様。2列目シートには6:4分割回転機能付きチップアップ&スライドシートを、3列目には5:5分割跳ね上げシートを採用している。
 一方前席は、高いアイポイントと開放感溢れる大きなグラスエリアが特徴で、直線基調のインパネには、左右に広がるデジタルワイドメーターを装備。ステアリングにはチルト&テレスコピック機構を採用し、幅広い体格のドライバーに対応する。
 また現行モデルでは、魅力的な新装備も用意。リビングルームのくつろぎ感を演出する、乗用ミニバン初のフローリングフロアや、広い室内に光を取り込むトップライトルーフを新設定。前者は掃除のしやすさや耐摩耗性に優れ、インテリアカラーにあわせて2色を用意。後者は1680mm×500mm(外寸)という大型サンルーフで、開閉こそできないが、6分割サンシェードで個々に光を遮ることも可能だ。
 ステップワゴンの広大な室内に、やわらかな光を取り込むトップライトルーフは、1680mm×500mm(外寸)という大型サイズ。UVカットガラスを採用した白色の合わせガラスを用いたことにより、日差しを和らげ、暑さや日焼けなどを抑えながら、室内に光を取り入れることを可能としている。なお、各列の左右で独立して操作できる6分割式サンシェードも装備するため、乗員の好みによって採光を調整できる。
 2列目シートの床からラゲッジルームまでカバーする、フローリングフロアを新たに設定。本物の木から起こした木目柄を樹脂にプリントし、表面に耐摩耗性に優れた硬質クリア層をコーティング。汚れを簡単にふき取れるなど掃除がしやすいうえに、傷つきにくさやカーペット同様のすべりにくさを確保。1列目は通常のカーペット張りで、2列目、3列目のフローリングは2分割とし、フロアにはクリップで固定される。

多彩なシートアレンジが最大の魅力
 初代モデルでは、8人乗り回転対座シートと、ポップアップシートを設定。さらに、カーゴスペースを有効に使いたいユーザー向けに、5人乗り仕様もラインアップした。最も人気なのが、8人乗り回転対座シート。ダブルベッド並みのスペースを誇るフルフラットモードや、セカンドシートを回転させリビングルーム感覚が味わえる対面モードなどが可能だ。
 先代モデルでは、初代で評判だったシートアレンジがさらに豊富になった。上級グレードには、1列目回転シートを新たに採用。セカンドシートバックを前倒しにしてテーブルにすれば、レストランモードにも早変わり。さらにフルフラットにした場合も、1列目から3列目までの完全フルフラットとなり、約3mのロングスペースを実現している。