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世界のベンチマークとなるベストセラー
 2005年4月にデビューした現行3シリーズ。1975年に登場した初代から数えると5世代目にあたる、社内コードでは“E90”と呼ばれるモデルだ。
 エクステリアデザインは、ダイナミックかつエレガントなもので、つり上がった異形ヘッドライトが特徴。ボディサイドにはシャープなキャラクターラインがあしらわれ、スポーティな印象も受ける。多くのクルマがモデルチェンジのたびに拡大される傾向があるが、現行3シリーズも例に漏れず大型化。先代より全長で55㎜、全幅では75㎜(325i)も拡大された。しかし、アルミニウム合金製のフロントアクスルなどの採用により、車両重量はほぼ同じ程度に抑えられている。このように、ボディを軽量化しながらも車体ねじり剛性を25%向上させた結果、よりリニアなハンドリングを手に入れた。
 現在のラインアップは、トップグレードの335iを筆頭に、330xi、325i、323i、320iとなる。325iに関しては、専用デザインのアルミホイールやエアロパーツを装備し、スポーティ度を高めた325i Mスポーツもラインアップされる。

質感の高さはさすがジャーマンプレミアム
 ジャーマンプレミアムブランドならではの、高いクオリティを誇るインテリア。デザインこそシンプルながら、優れた機能性と高級感を併せもち、乗員すべてが満足のいく空間となっている。居住スペース自体は、ボディサイズ拡大の恩恵もあり、先代を凌ぐ広さを確保。さらに、スポーティな味付けが特徴のBMWらしく、全モデルにサポート性に優れた電動調整式フロントシートを装備する。ゆとりが増した居住スペースと同様に、ラゲッジルームも拡大。容量は、先代よりも20L増した460Lとなった。

国産車にはない独自のパワーフィールが魅力
 現行モデルには、5種類のパワーユニットが用意されている。まずトップエンドとなるのが、直6の3.0L直噴ツインターボユニット。ハイパワーと優れた経済性を両立する、理想的なユニットである。以下、直6の3.0LNA、チューニングの違いによって最高出力が違う2.5Lが2種類、直4の2.0Lという、計5種類のエンジンバリエーションとなる。
これらのエンジンと組み合わされるミッションは、マニュアル機構付きの6速ATが基本となるが、2.0Lの320iではオプションで6速MTも選べる。

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スペック/335i
全長×全幅×全高 4,525×1,815×1,440㎜
ホイールベース 2,760㎜
トレッド 前:1,500㎜
後:1,515㎜
車両重量 1,620㎏
ミッション 6速AT
エンジン型式 N54 B30A
総排気量 2,979㏄
最高出力 225kw(306ps)/5,800rpm
最大トルク 400Nm(40.8㎏-m)/1,300〜5,000rpm
サスペンション 前:ストラット
後:5リンク
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ 前:225/45R17
後:225/45R17
車両本体価格 668万円(消費税込み)